【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 がん消滅の罠 完全寛解の謎 (『このミス』大賞シリーズ) | |
クリエーター情報なし | |
宝島社 |
呼吸器内科医がメインで登場するミステリーです。
はじめに騙されるのも呼吸器内科医です。
大掛かりな保険金詐欺?的なことから話は始まります。
ステージⅣの肺がんと診断した人が数カ月後に、ガンが消えて無くなってまた、現れます。何がおこった?
保険屋の幼馴染の同級生と臨床をしていない研究ばたけの医師と謎を解明しようとするのですが、、、
肺がんの手術や癌に関する説明や、ワクチンについてや、新薬の承認についてや、医療豆知識的なことがチョコチョコ出てきます。
もう少し大作になりそうなネタだと思いました。
このミステリーの犯人は本当に悪だと思いました。
初めは作者は医師かと思いましたが、逆に現場で働く医師だと、これは書けないと思いました。
それぐらい衝撃的なラストだし、、そんな発想は思いつかないとおもいました。