はーちゃんdays 2

大学生の娘と高校3年生の二人の子供の父親。

野口英世の論文について。

2025年02月09日 | 買った本、読んだ本
学習漫画 世界の伝記 野口英世 伝染病にたちむかった医学の父 | 関山 英夫, 堀田 あきお |本 | 通販 | Amazonの伝記を漫画で読んですごい人だなと思っていた世代です。




ChatGPTで検索した論文です。

野口英世の**梅毒スピロヘータ(Treponema pallidum)に関する重要な論文の一つは、1913年に『Journal of Experimental Medicine』**に発表された論文です。

論文タイトル

“The Occurrence of Spirochaeta pallida in the Brain in General Paresis”

(「進行麻痺患者の脳内における梅毒スピロヘータの存在」)

論文の概要

この論文では、野口英世が**進行麻痺(一般進行性麻痺, General Paresis)**の患者の脳組織から梅毒スピロヘータ(Spirochaeta pallida, 現在のTreponema pallidum)を検出したことを報告しています。

当時、進行麻痺(神経梅毒の一種)は梅毒と関連があると推測されていましたが、決定的な証拠はありませんでした。野口は、患者の脳から梅毒スピロヘータを染色法を用いて確認し、進行麻痺が梅毒スピロヘータによって引き起こされることを証明しました。

研究の意義

1.神経梅毒(進行麻痺)の病原確定

•それまで神経梅毒の原因は不明確だったが、野口の研究により、梅毒スピロヘータが中枢神経系に感染し、進行麻痺を引き起こすことが証明された。

2.病理解剖学と免疫学の進展

•野口は独自の**免疫染色法(野口法)**を開発し、病原体を検出する新しい技術を確立した。これはその後の細菌学・病理学に大きな影響を与えた。

3. 梅毒の治療と診断の向上

•進行麻痺の病因が確定されたことで、梅毒の早期発見と治療(サルバルサンなどの抗梅毒薬の使用)が進められた。

研究の影響

野口の研究は、当時の梅毒研究に革命をもたらし、医学界から高く評価されました。この功績により、彼はノーベル生理学・医学賞の候補にもなったと言われています。

また、この研究は後のアルツハイマー病や他の神経疾患の病因研究にも影響を与えました。現代では、神経梅毒は適切な抗生物質(ペニシリンなど)によって治療可能ですが、野口の研究はその基盤を築いた重要なものとされています。

この論文は、野口英世の科学的業績の中でも特に評価が高いものであり、現在でも医学史における画期的な発見として知られています。


野口英世の論文の中で特に有名なものの一つが、「黄熱病病原体に関する研究」(英題:“The Etiology of Yellow Fever”)です。これは1927年に**『Journal of Experimental Medicine』**に発表された論文で、黄熱病の原因についての彼の研究成果をまとめたものです。

論文の概要

野口英世は、黄熱病の病原体として**スピロヘータ(Leptospira icteroides)**を特定し、この細菌が黄熱病の原因であると主張しました。彼は黄熱病患者の血液や臓器からスピロヘータを分離し、実験的に病原性を証明しようとしました。

彼の研究では、猿を使った実験が行われ、スピロヘータが猿に黄熱病のような症状を引き起こすことを示しました。この結果から、野口はスピロヘータが黄熱病の病原体であると結論づけました。

研究の影響と問題点

野口の論文は当時大きな影響を与え、世界中の研究者の注目を集めました。しかし、その後の研究で、黄熱病の本当の病原体はウイルスであり、スピロヘータは黄熱病とは無関係であることが明らかになりました。

彼の研究にはいくつかの問題点がありました:

1.スピロヘータの誤認

•野口が「黄熱病の原因」としたスピロヘータは、実際には環境中に普通に存在する別の細菌であった可能性が高い。

2.実験手法の問題

•野口の研究は、現代の科学基準では不十分なコントロール実験が多かったとされる。

3.黄熱病の本当の原因

•1930年代に黄熱病の原因がウイルスであることが確認され、野口の主張は否定された。

野口英世の最期と黄熱病研究

野口は黄熱病の研究を続けるためにアフリカのガーナに滞在していました。しかし、1928年に彼自身が黄熱病に感染し、アクラで亡くなりました。彼の研究は誤りであったものの、細菌学・免疫学の発展に大きく貢献したことは間違いありません。

この論文は、科学の進歩とともに誤りが明らかになった事例としても有名であり、科学的手法の重要性を考える上で貴重なものです。



継続はチカラ

2024年11月17日 | 買った本、読んだ本









『生きのびるための事務』は、作家・建築家の坂口恭平氏が、自身の経験をもとに「事務」の重要性を説いた作品です。彼は、夢を実現するためには、抽象的なアイデアを具体的な計画や数字に落とし込む「事務」が不可欠であると主張しています。この考え方は、道草晴子氏によって漫画化され、多くの読者に影響を与えています。


自分としては一日の過ごし方から、何をやるべきかを数値化することが斬新でした。
大学を卒業して、自分の24時間の使い方から10年後の理想の24時間の使い方を書き出しで、そのギャップをどうしたら埋められるか?お金的なことも、時間的なことも、どうしたら10年後の理想の自分に向かうことができるかを事務的にこなすというはなし。
受験勉強を始める前に赤本の問題を見て、その問題を解くにはどうしたらよいか?単語を何個覚えて、長文読解を何問して、決めたらとにかく粛々とそれをこなしていく、継続することが大切だと。
面白い本でした。


パリィってどういう意味?

2024年11月02日 | 買った本、読んだ本



最近一気見したアニメ。
パリィという動詞を初めて知りました。
「俺は全てをパリィする。」
ネットフリックスがお金を出して実写化したらもっと面白くなるのでは?とおもいました。
小説、コミックと出ていたので雨の日の休日にちょうどよかったです。

par・ry

/pǽri/[音声]


動(-ries; -ried; ~ing)

━他

1<質問・議論>を(賢く)かわす, 受け流す.





死役所を今更ながら読んでます。

2024年09月22日 | 買った本、読んだ本
私は新しいものにチャレンジする能力に欠けています。
何かしようと思うことが少ないです。
新しいデバイスも年に一度くらいは欲しくなって衝動買いをすることはありますが、基本は継続、現状維持をモットーにしています。
知らない店に一人では入れません。
服を買うのも一人ではできないです。
父の法事の場で”死役所”を親戚の漫画好きのおばさん(70さい台)が面白いよと言っていました。
Kindle unlimitedで読み放題になっていたので、これを機会に入会してしまいました。はじめの3ヶ月は九十九円のコースです。
死役所を今は寝る前に一日3冊ぐらいのペースで読んでいます。
死について考えるというか、法事きっかけなので、父はどうなったのだろうか?病死課に行ってちゃんと成仏できたのかな?そんなことを考えてしまいます。
途中からは死役所で働く”シ村”の過去の謎解きも気になるところです。
最新刊でもまだそこは明かされていないので、最終巻まで引っ張るのでしょう、多分。
1巻の第一話から小学生の自殺を扱っています。
いじめている側は自覚していないという下りが真実なんでしょう。
人の性格は死ななきゃ治らないと言いますが、死んでも治らないのが真実だと思います。


死役所 1巻 (バンチコミックス)←←アマゾンで購入していただければ嬉しいです。

chat GPTに仏教徒とキリスト教徒の自殺に関する考え方を聞いてみました。
1. **罪の捉え方の違い**:キリスト教では、自殺は「汝、殺すなかれ」という十戒に反する重大な罪とされています。神から与えられた生命を自ら断つことは、神の意志に反すると考えられます。一方、仏教では、自殺は苦しみからの解放を求める行為と見なされますが、煩悩や執着から来る行為として、望ましくないとされています。

2. **死後の結果に対する考え方の違い**:キリスト教では、自殺は救いから遠ざけ、永遠の罰を受ける可能性があるとされています。仏教では、自殺によって悪い業が積まれ、輪廻転生において苦しみが続くと考えられます。

3. **苦しみへの対応の違い**:キリスト教では、自殺を選ぶ人に対して罪の意識を強調することが多いですが、現代では精神的な苦痛に対する理解と支援も進んでいます。仏教では、苦しみの原因を理解し、瞑想や修行を通じてそれを克服することを重視しています。







うつ病になってマンガが描けなくなりました 退院編

2024年08月17日 | 買った本、読んだ本

うつ病になってマンガが描けなくなりました 退院編 (アクションコミックス)
うつ病は頭の疲労なんだと思いました。
現代社会を生きる上でとにかく避けて通れない病気ではないかと思います。
ぶじに退院したと思ったのですが、漫画を書くことを始めると、だんだんと元の状態に戻って行く、、、
希死念慮が顔を出さないように、薬を飲みながら、仕事も家庭も色々と調整して行き、長く一生付き合って行くそんな病気だと思いました。漫画の力はすごいと思います。これだけでうつ病のことがわかる漫画はないと思いました。