

最後まで読んでみると、非常に考えさせられる本だとおもいました。
事故物件に住むとテレビの企画からは始まるのですが、幽霊というか、怨念というか、そういものは本当に存在しているんだと思わざるおえないそんなきもちになってしまいます。
信じる信じないではなくて、実際にあるんだとしか言いようがないです。
孤独死の現場もでてきます。
現代人が死を忌み嫌い、遠ざけてしまった結果が孤独死や事故物件を生み出してしまったと作者は言っています。もっと死に向き合うことで生を考えてはとも。

以前読んだこちらの本でも奇しくも作者である医師は同じようなことを言われていました。病院では本人が望まなくても家族が望めば、意識もない状態で胃瘻から栄養が注がれ、痰が増えれば無理やり吸引され天井を一日中見ながら生きながらえる老人たちを見続けた医師と同じ結論に達してるとおもいました。いつのまにか日本人は死を他人事のように捉えて、遠ざけるようになってしまったと。
死に方ぐらいは自分で決めれる世の中になればとおもうのですが、、、

サインはカープの選手達川?でしょうか?