はーちゃんdays 2

大学生の娘と高校3年生の二人の子供の父親。

安定した生活から抜け出し冒険してスリルを味わいたい人に。

2014年09月22日 | 買った本、読んだ本
興奮 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-1))
ディック・フランシス
早川書房


本屋に立ち寄って、夏休み(1週間)の間に何読もうか?と思い購入したのがこの小説。
主人公は競馬の裏側で行われる不正を暴くために、
今の安定した仕事から抜け出して、不正が何か?何が行われているか?を調べるために、
スパイとして潜り込みます。
莫大な報酬がもらえるとは言っても、それは無いだろ、
そんな仕打ちを良く我慢できるな、もともと厩舎で働いていた人なのか?
と疑うほど見事なスパイ活動をしていきます。最終的には・・・・
サスペンスというよりは何か”おしん”を見ているようなつらい気持ち、
頑張れ、もう少しで謎は解決だーと応援したくなったのは私だけでしょうか。
ディック・フランシスの競馬小説シリーズを引き続き読んでみようと思った一冊でした。



内容がもりだくさんの小説

2014年09月20日 | 絵本
螺旋
サンティアーゴ パハーレス
ヴィレッジブックス

夏休みに読んだ本です。様々なテーマが盛り込まれています。そして様々な問題を抱えた、様々な人生を歩んでいる人々が出てきます。薬物中毒、仕事中毒、ALS、介護をしている人、人生について考える時間を少しだけあたえてくれます。ただ話が長いので興味がある部位だけでも読んでもいいとおもいます。私はALSの妻を介護する夫の言葉が非常に含蓄があると思いました。本の出版、薬物、ALSに関しては詳細にかかれていますので、それらを勉強したい人にも読む価値があると思いました。

知らない、分からないことを知るために、エッセイを読む。

2014年09月20日 | 買った本、読んだ本
身体のいいなり (朝日文庫)
クリエーター情報なし
朝日新聞出版

先月読んだ本です。筆者の病気遍歴、病歴とは少し違う、が克明に描かれています。乳がんに一番ウエイトが占められています。しかし所謂闘病記とは一味いや二味以上違う(闘病記は読んだことないけど)かなり客観的に淡々とそして細かく描かれています。どんな状況でも仕事をせざる終えない筆者が不憫に思える一方で、筆者にとってみれば仕事ができない方が医療費を払えるか払えないか、食っていけるかどうかの大問題。
真の自立した女性だと思いました。
男のじぶんから見ると配偶者は何をしてるんだと思いましたが、配偶者だった人にも言い分があるのかもしれませんので、、、女性はやっぱり強い。

今週読んだ本。

2014年09月19日 | 買った本、読んだ本
しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)
泡坂 妻夫
新潮社

すごい小説がまだまだあるものだということをしりました。
とにかく読んでください。買ってよんでください。電子書籍では不可能です。
さいごの最後までわかりません、まさかそんなトリックがあるとは、、、
一家に一冊。読み終わった瞬間にだれかに教えたくなること間違いなし、
それがこの「しあわせの書 迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術」
ぜひ手に取って下さい。最後まで何かあると思って頑張って読んで下さい。

ねこねこ日本史

2014年09月15日 | 絵本
ねこねこ日本史 (コンペイトウ書房)
そにし けんじ
実業之日本社

猫ピッチャーの作者が書いた日本史です。主人公は勿論、猫。卑弥呼も織田信長もみんな猫です。歴史の年号はちゃんとしているので、日本史の流れはつかめるかもしれません。”ためになるかいせつ”はためになります。猫ピッチャーが好きな人も、猫が好きな人にもおすすめです。