相手基準で物を考えて行動するよりも、
自分基準から離れないという感覚だと
少なくとも振り回される事にはならない。
恋愛でも、友情でも、親子でも、
家族親族間の人間関係でも、
師弟関係でも、何かのグループ内の
人間関係でも同じ。
ものすごく尊敬していて
「この人しかいない。
どこまでもついて行きます！」
という感覚とか、
恋愛で特定の相手のことが大好きで
「この人との恋愛が人生の全て。
この人のために生きていく！」
という感覚とか、
親にとって子供だけが生き甲斐で
「この子が私の全て。
全人生をかけてこの子のため
だけに生きる。
夢を託していく」
そういうのは、一歩間違えると
真逆に反転することが多い。
相手が何か自分の思っていたのと
違う面を見せたり、
自分から離れて行った時
人生の全てがぐちゃぐちゃに
なってしまう。
信じていたのに
人生を捧げたのに
何もかも全て合わせてきたのに
こんなに尽くしたのに
こっちはこんなに我慢してきたのに
こんなにお金をかけたのに
こんなに時間を使ったのに
よくも裏切ったな！
私の人生を返して！
ということにも・・・・
ドラマで見るような泥沼の愛憎劇は
実際ある。
そういう体験がしたいというのなら
それもいいのかもしれないけど・・・
誰かを好きになっても
誰かを尊敬しても
親しくなっても
基本自分軸で生きていれば
そこまでの修羅場になる事は無い。
「自分にはこの人しかいない」という思考は
それが無くなった時
精神を崩壊させる引き金になりかねない。
そういう場合
相手がどうとかいうより先に
自分自身が満たされない気持ちを
抱えているのかと思う。
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