宴の続き…

ビールだけにしておこうと思っているトミに
長男君「日本酒いこうか？？」と、悪魔の囁き…

「このごろ、すっかり弱くなって、酒に飲まれる…特に日本酒は次の日に記憶がない！！」

すると、息子君
「記憶なくなるなんて、当たり前…日本酒は酔うもの」

これには、すっかり嬉しくなって、またまた乾杯！！

長男は、子供の頃から、真面目な秀才君と思っていたので、何だか嬉しくなりました。

いつだったか「朝、目がさめたらチーズバーガーを手に、もう一方にポテトを持って
寝ていた…」というのを、聞いて

やっぱり、ＤＭＡはしっかり受け継がれていたんだと、安心（？）しました

また、行こうね…次は志の輔さん、取れると良いんだけど

はねた後のお楽しみ…

東武東上線沿線在住の、長男…有楽町からだと帰りが便利みたい

そこで、有楽町のガードしたの、居酒屋さんで喉を潤して帰ることに

落語会の流れのお客も、外人さんのお客さんもいっぱい…人気のお店みたい！！

せきあじのお造り、行者大蒜の天婦羅、肉豆腐、海老のガーリック炒め、もろ胡瓜…

こんな所で、まずはビールで

あっち、こっちで、「円生」だの「志ん生」だの、勿論今日の談志、志らくをはじめ
志の輔、鶴瓶、白鳥いろいろな落語家さんの名前が飛び交っていました

トリは、大ネタ…

「いつだったかの、歌舞伎座での“談志＆談春の親子会”」で、とりを勤めた
談春が師匠の十八番の“芝濱”を、たっぷりやって、楽屋に引き上げてきた時
師匠が、一言『人情話なんぞ、やるんじゃねぇ！！』と。ですから、私は
人情話など、やりません！！」と、いきなり、こんな振り！！

これは人情話をやります…と、宣言しているようなもの

「お～い、らくだいるかい？？」おっと、大ネタだね！！らくだですか！！

最後の最後まで、焼き場の場面まで、演じる長講でした

2階の前から、3列目でしたので、見やすかったけれど…細かい表情までは

紙くずやが、酒を飲んで段々変わって行くところからは、もうオペラグラスを放さず
志らくの酔っ払い振りを楽しんでみていました

その日暮らしの貧乏な長屋の連中が「死ねば仏…静かに送ってあげようよ」と言ったという
酔っ払った紙くず屋の、言葉…落語には庶民の知恵が詰まっているんだよね。