ちょっと古い記事2(017年8月21日)になるが日経ビジネスオンライン 「今は改憲を議論できる時ではない」青井未帆で学習院大学法務研究科教授が言わんとすることを読み取ろうとしたのであるが意味が読み取れず不可解であった。ちょっと寝かせて読み直したのであるが疑問だらけであるので発言毎に感じた違和感を書いてみる。
1.自衛隊という実力組織を政府や議会が適切に管理・統制ができていない。
(1)「陸自が日報データを保管していたことを稲田朋美防衛相(当時)と黒江哲郎防衛次官(同)に報告した」など、稲田氏が隠蔽に関与していたことをうかがわせるリークが自衛隊内から相次ぎました。リークした自衛官は「国のため」と説明するのでしょうが、国のために何が適切かを判断するのは政治の仕事であり、自衛官が判断すべきことではありません。これは規を超えた行為です。
=>青井氏のこの発言は統制を間違っているとしか考えられない。リークした自衛官は「国のためでなく」データがあるのに無いとしたことでリークしたのであって、”規を超えた行為”とするのは違うのではなかろうか。民主主義は商法をきちんと残し、情報開示するのが原則で隠ぺいしていることを隠していることを表に出すのは「規を超えた行為」とは違うと考えます。
(2)稲田氏の資質には問題があると思います。自衛官にリークという行動を取らせる環境を作ってしまった責任は免れ得ません。管理・統制のグリップを利かせることができなかったのです。自衛隊が実力組織である以上、他の省庁の官僚によるリークとは重みが異なります。
=>青井氏のこの発言もちょっと違うのではないか、リークという環境を作った責任を問題にしているが、そもそも日報に書かれていた「戦闘」という言葉を言い換えて問題なきが如く言葉の言いかえを行い、跡で見つかった電子データを公表しなかったことが問題である。
そもそも日報は業務報告で管理保管するべきものである。それを破棄しては後で必要なとき振り返ることができない。破棄すること自体が問題である。つまり、きちんとした行動記録が無ければ実力組織が不正をやったかどうかあとで振り返ることができない。話が変わるが、このような事件が起きるとリークしないように、日報の書き方に対して無用な指導、言葉の使い方が管理され実情が分からなくなることが心配である。中間管理職小隊長の成績問題にして隊員の通常なる日報の事実報告を曲げた記録が行われされることの方が懸念される。
ここで3ページの1ページ文である。このような憲法学者が学習院で教鞭をとっていること自体心配する。話が係るが退役自衛官が、大学に特任教授とかなっていること自体問題が問題である。
======<by やじさん>=====