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衆議院解散をにらむ安倍自民は・・・立憲主義、民主主義が問われる

2017年09月18日 | 改善したいね

民進党が蓮舫元党首を辞任に追い込んだ時、安倍総理による衆議院解散もあるかなと思い、衆議院の任期とその後日程を考えて一度撤回した記憶がある。しかるに、民進党の党首選挙のしっかりした方向性が取れない、新しい取り組みを見せることが無いまま、民意に沿うような提案がなされず、日和見な当院が離党をするなど、崩壊寸前の状態と思わせる行動が相次、まことに折を見た時期をとらえての解散発議であるしかも細切れに情報を流すことで戦術的にはありだと考えられる。

しかるに、日本の行く末についてはどうであろう。安倍自民が選挙に勝つことになれば、安倍氏が拡張した違憲の疑いがある、集団防衛、国民の権利を阻害しかねる、対テロ法案を認めることになる。
憲法改正が現実になりかねない心配がある。

森友学園、加計学園の問題で長く続いた安倍政権を取り巻く官僚の異常忖度を問題視したのが水に流され、自民党改憲案に見られる、大日本帝国憲法によりそう憲法改正が行われてしまうことが懸念される。

国民投票は国民の空気でながされ、現行政治の不満から地味なリベラルが吹き飛ばされる傾向がある。国民投票は、思わぬ結果がもたらせることは英国のEU離脱等の後で後悔する羽目になることがある。
日本の場合の最初の投票が改憲案の可否である.国会議決後の国民議論の時間が短い設定になっている。(本来国民投票前に一年以上の検討機関が必要であると考える)これが非常に問題である。

私が自民党改憲案について検討しようとして始めたことも途中で挫折するように、しっかり見直すには相当時間がかかることが請け合いである。隠された問題点を修正することなしに雰囲気だけで国民投票がなされるとがその後成立した政府が国民の権利を無視した徴兵制、核武装、防衛を名目にした他国への派兵などの法案が成立することも容易になる事が懸念される。

もし安倍政権が解散するときは、本当に立憲主義、民主主義とは何かを問われていることを自覚する必要がある。

 

====<by やじさん>=========

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