日本兵器研究会・編 アリアドネ企画の発行の本である。
もう、22年前の本である。
<主旨>
・我が国の自衛隊の使っている兵器はどのくらいの値段であろうか。
・それは安いのか高いのか。税金の無駄遣いは無いのだろうか。
・一つ一つ検証してみると自衛隊の本当の姿が見えてくる。
内容は各国兵器との性能比較と自衛隊の調達金額と無駄な出費がにかとの比較が掛かれており、もっともであると思っていた。
著者は憲法9条2項 「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は認めない。」との記述のある現行憲法下で自衛隊が違憲であるので、改憲が必要との立場である。
それはさておき、自衛隊隊員の生命の防御が甘い、熟練度に頼るような非近代武器、防御兵器、割高過ぎる兵器などの無駄遣いを指摘する内容を読むには格好の本であった。
足利市内の書店自衛隊兵器や旧陸海軍兵器について出している雑誌は「丸」が最近は。5,6冊出ている様子である。兵器について書かれている雑誌も自衛隊が協力している雑誌も多数ある。しかしながら、ゼロ戦が大和、武蔵等の第二次大戦半ば以降では大変遅れた兵器について嬉々として特集を組んでいる本が余りある。
兵器を論ずるなら、大村益次郎のように論理的思考の元に軍隊を作るべきである。
====<by やじさん>=====
シリーズ化してみ結おうと思う。
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