Counting Blessings

シンガーソングライター Yumiko Beckの
活動やあれこれ。

アクションプランナー

2011年06月05日 | 日記
手帳はずいぶん色々あれこれ試しました。
大好きな「7つの習慣」のフランクリン・プランナーを使ってみた事も。
でも、ちょっと私にはtoo muchでした。
一日1ページだし、とにかく大きくて。

自分で週間予定表の枠をパソコンで作って、
それをプリントアウトして持ち歩いていた事もあります。

モバイル端末を使っていた時期もありますが、
バックアップの際、書き換える側を間違って選択してしまい、
青くなった事もありました。

ここ2年近くは、ずっと無印良品の見開き1ヶ月の手帳に
決まった予定だけ書いて、後は別のA5のノートに
プロジェクトやタスクやアイディアなんかを自由に書いたり・・・とか
そんな風に使い分けしていたのですが、
そろそろまたちゃんと時間管理をしてみよう、という気になりました。

・・・と言うのも、佐々木かをりさん提唱のアクションプランナーに出会ったからです。

一日を30分単位に区切って、管理すると言うのが、このやり方。
手帳やノートは一元化。
いつ、何をやるのかがすべて記されたこの手帳は
いわば人生の脚本なのだそうです。

仕事や人との約束も、家族との時間も、仕事の準備のための時間も、
家事も、プロジェクトも、やりたい事も、
すべて手帳に書いて、そのための時間を取り分けない限り、
決して実現しない。

確かにそうですね。
ずうっと気になって、ノートに書いているのに
TO DO LISTから決して消えない項目ってあるものです。

また、いつか手をつけようと思っていて、心からやりたいのに、
いつもいつも後回しになってしまう事柄も。

つまりは、それをするための時間をスケジュールの中に組み入れていないからです。
大切な事は大切な事として、ちゃんと時間を配分しなくては。

さて、アクションプランナー、見た目は非常にシンプルです。


糸で綴られているので、リングのシステム手帳のようにかさばりません。
表紙は真っ白。
これに好みのカバーをかけて使います。
このカバーがいきなり7千円!とか高いので、
家にあった好きな布で作ってみました。


家の座布団にもなってる布なので、ちょっと連想が。。。
でも、私らしいオリジナルが出来ました。

1年が半分も過ぎてからの手帳の新調ですが、
ちょっと嬉しい。

自分の脚本づくり。
明日から始めてみます。

実家の片付け その3

2011年06月05日 | 日記
2週間ぶりに訪ねた実家は大幅に模様替えがされていました。

何と言っても昭和40年代初頭に建てられた公団の狭い賃貸住宅です。
そこに両親の結婚生活のすべてと巣立って行った娘たちの残した残骸があるのですから、片付けは大変。

でも、かなりのモノが捨てられ、
家具もあるものは解体され、
あるものは部屋から部屋へと移動され、
あるものは横になって使われていたものが縦にされたり・・・と
まるでジグゾーパズル!

これをすべて喜寿を過ぎた父が一人でやりました。

「もぅ~~。お父さん一人でやるなんて~。
 私を呼んでくれれば手伝ったのにぃ~。」

と、一応言ってみましたが(笑)、
私はそっち系の才能が乏しいので使いものにならない事は目に見えていますが。

実家滞在時間はいつもだいたい2時間くらいです。
冷蔵庫を漁って、
ピアノをちょこっと弾いて、
昼寝して、
帰って来ました。

帰り道、買い忘れがある、と言う母と一緒に商店街まで。
改めて歩いてみると、本当にたくさんの店がクローズし、
まさにシャッター通りでした。

「ここは○△商店だったよねぇ~~?」
「ここって、何だったっけ??」

などと記憶をたどりつつ、
子どもの頃から見慣れたおばさんが、髪が白くなっても尚ちゃきちゃきと店番をしている姿にちょっとホッとしたり。

日本の戦後って本当に変化の激しい60年余だったんだなぁ・・・と。

何もない所から始まって、高度成長を続け、人口は増え、モノはあふれ。
そしてこれからは人口は減少し、経済は停滞し、高齢化して行く。

たった数十年の間にこんな大きな変化に適応しなければいけないのですから。

親の世代の常識はいわゆる上り坂。
でもそれはもう私たちの生きて行く上での常識にはなりえないし、
人としての原則は変わらずとも、私たちは新しい知恵を得なくてはならない。
そして、私たちの世代の常識は次の世代にはもう通用しないし、
よかれと思って敷いて上げたレールが逆にあだになるかもしれない。。。

とは言え、柔軟さや変化への適応は大切だけれど、
原則を見失えば、あらぬ方向に行ってしまう。

いや、もしかしたら、これまでの20世紀が既に原則を見失った社会で、
今はそのツケが回って来ているのかもしれない。。。

かつての商店街を歩きながら、そんな事を考えていました。
やっぱり寂しいよ。
シャッター通りは。。。