本屋で目について、ついつい買ってしまった本。
ダニエル・ピンク著
「モチベーション3.0」
ダニエル・ピンクは今、起こりつつある事、
今後、世界はこうなっていくだろう事などを、
ていねいに説き明かしてくれるライターだと思っています。
原題は「Drive」。
その人をある活動に駆り立てるもの、
或いはその人を動かしているもの、
と言ったニュアンスだと思います。
目標を持つ事が大切だ、と言う事は耳にタコができるほど
聞いて来ました。
「○△になりたい」
しかし、その裏にある動機が、
「○△になったら、お金持ちになれるから」
とか
「○△になったら、人からの賞賛をえられるから」
とか、
そう言った外側からのものであるなら、
その目標を達成する事は、返ってその人を不幸にする、
と言うのです。
そうではなく、その活動そのものの中に喜びを見出す事。
ひたすらそこに没頭するうち、気がついたら○△になっていた、
と言うのが長続きのコツだし、幸福の鍵。
熟達(mastery)はある意味、苦しい道。
しかし、熟達を飛び越して達人(master)になろうとする人が
いかに多いか、と書いていました。
そう。
こんな事は古くから言われている事だし、
よく分かっているはずだったのに、
なぜ人って、近道を探してしまうのでしょう。
「一週間で人生が変わる」とか、
安易なハウツーに手を出したり。
それって結局、熟達への辛く長い道のりをショートカットして
達人になろうとしている事となんら変わりはありません。
収穫を期待するのは悪い事ではありません。
けれど、種まきも、双葉も、そのすべての過程を楽しむ事が
収穫に至るまでモチベーションを持続するコツなのです。
このような知恵は、経験から得られるものだと思います。
けれど、ダニエル・ピンクはこの「モチベーション3.0」の中で
そのメカニズムを科学的に説き明かしています。
現代社会は未だショートカットを奨励しているようです。
けれど、科学は、人の本質は実はショートカットに向いていない、と
教えているのです。
さて、そこで、ピアノのお稽古へとつながるわけなのです。
ダニエル・ピンク著
「モチベーション3.0」
ダニエル・ピンクは今、起こりつつある事、
今後、世界はこうなっていくだろう事などを、
ていねいに説き明かしてくれるライターだと思っています。
原題は「Drive」。
その人をある活動に駆り立てるもの、
或いはその人を動かしているもの、
と言ったニュアンスだと思います。
目標を持つ事が大切だ、と言う事は耳にタコができるほど
聞いて来ました。
「○△になりたい」
しかし、その裏にある動機が、
「○△になったら、お金持ちになれるから」
とか
「○△になったら、人からの賞賛をえられるから」
とか、
そう言った外側からのものであるなら、
その目標を達成する事は、返ってその人を不幸にする、
と言うのです。
そうではなく、その活動そのものの中に喜びを見出す事。
ひたすらそこに没頭するうち、気がついたら○△になっていた、
と言うのが長続きのコツだし、幸福の鍵。
熟達(mastery)はある意味、苦しい道。
しかし、熟達を飛び越して達人(master)になろうとする人が
いかに多いか、と書いていました。
そう。
こんな事は古くから言われている事だし、
よく分かっているはずだったのに、
なぜ人って、近道を探してしまうのでしょう。
「一週間で人生が変わる」とか、
安易なハウツーに手を出したり。
それって結局、熟達への辛く長い道のりをショートカットして
達人になろうとしている事となんら変わりはありません。
収穫を期待するのは悪い事ではありません。
けれど、種まきも、双葉も、そのすべての過程を楽しむ事が
収穫に至るまでモチベーションを持続するコツなのです。
このような知恵は、経験から得られるものだと思います。
けれど、ダニエル・ピンクはこの「モチベーション3.0」の中で
そのメカニズムを科学的に説き明かしています。
現代社会は未だショートカットを奨励しているようです。
けれど、科学は、人の本質は実はショートカットに向いていない、と
教えているのです。
さて、そこで、ピアノのお稽古へとつながるわけなのです。
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