Counting Blessings

シンガーソングライター Yumiko Beckの
活動やあれこれ。

旅日記その8(ドゥルーズ族のネックレス)

2016年03月25日 | イスラエルツアー2016
ここらでちょっと、一休み♪

カルメル山に向かう途中だったと思うが、バスの中でガイドの享子さんから、ドゥルーズ族の話を聞いた。
その付近に住む、イスラエルの少数民族だ。

彼らはイスラエル軍への兵役がある。
復活信仰を持っているそうで、死を恐れない。
だから危険な任務もいとわない。イスラエル軍の重要な戦力となっているそうだ。

そんな話を聞いたからか、何だかドゥルーズ族を応援したい気分になってしまった。

多分カルメル山を離れる直前だったかと思うが、ドゥルーズ族のおじさんが、腕にたくさんネックレスを下げて、ツアーバスに売りに来た。
ツアー客と言うのは格好のカモ、もとい、お客様。

享子さんがおじさんからネックレスを預かって既にバスの中にいたみんなに紹介した。
楕円形の小さな豆粒のようなビーズが数珠つなぎになったネックレス。

「これ、一応本物の石ですから、燃やしても燃えません。」

ふーん、そう。

しかし、次の一言で皆、突然目の色が変わった。

「1ドルです。」

え、何やて~~
ホンマに「ワンダーラー」ですのん

途端に飛ぶように売れ出すネックレス。
マリンブルー、トルコブルー、赤、ペパーミントグリーン・・・

ふと見ると爆買いしてる先生も
(牧師のツアーなので、敬意を込めて先生とお呼びする)

あまりの売れ行きに享子さん、思わず一言。
「ちょっと・・・ここでこれがこんなに売れたの、初めてだわ・・・」

しまいにはキリがないからと、
「あと5本買いたい」と懇願する先生を振り切ってバスはスタート。

そして、享子さん。
「皆さーん、私は公平にご紹介はしますけど、特にお勧めしてるわけではないですからねー!オススメのものはちゃんとオススメっていいますからー。まだこれから幾らでも・・・これがイスラエルのお土産かって言われると、うーん・・・ま、でも一応石ですし、1ドルですから~。

しかし、前線で戦うドゥルーズの人たちの話を聞いたら、もう、買わないわけには行かないではないか。

ブルーが一番人気だったが、私は赤を。


それにしても、日本にいる時は一生懸命モノ減らししてるのに、こんなとこで増やしてどうするの。

でも、ま、これも旅行の楽しさのうち。
このネックレス見るたび、ドゥルーズの人たちを思い出せる。

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