Counting Blessings

シンガーソングライター Yumiko Beckの
活動やあれこれ。

Restoration

2010年07月21日 | うた
友人から、鉢に植えておくには大きくなり過ぎた、という
ガジュマルを引き取ったのは、一年と4ヶ月前。

最初は元気に根付いたかに見えたのですが、
今年の春が来る頃には、すべての葉が落ちてしまいました

なんで~~

twitterからのレスによると、
何と言っても南国生まれの樹。
冬が来たら、鉢を風の当たらない室内に入れてやらなければいけないんだって。

Oh, no
やっぱり、地植えはいけなかったの

ガジュマル、すっかり死んでしまったかに見えました。

ところが…

夏の訪れと共に、根元の方からまた葉っぱが。



ちょっと、これってすごくないですか?

3ヶ月前くらいに一つ歌を書きました。
その頃のガジュマルくんは枝だけだったんだけど、
まるで、こうなる事を知っていたんじゃない?>自分
と、突っ込みたくなります(笑)。

…とは言え、この曲は大切な人たちの事を思って書きました。

もう、すべてが終わった。

そんな場所からでも、回復があります。
自然はそれを教えてくれます。

それにしても、今年の冬越しはどうしようねぇ?
ガジュマルくん…。

<Restoration~回復~>

水路のそばに 植えられた木 
それがあなた
愛され 守られ
その枝は伸びる

待ち疲れて 曇る瞳が
明日を訪れを 拒んでも
あなたの中に 宿る実りを
私は今も 知っている

夏の日射しに灼かれて すべてが乾き切っても
冬の風に吹かれて すべての葉が落ちても
He restores you.
Believe in Him.

水路のそばに 植えられた木
それがあなた
忘れないでね 本当の姿

いのち水は 注ぎ続ける
いつか実りを 祝う日まで
やがてあなたは 知るだろう
すべての時が 美しい

冷たい雨に打たれて 身体の芯まで濡れて
何かを願う思いも まるで消え果てても
He restores you.
Believe in Him.

この暑さにはワンコもへたる・・・が、食欲だけは健在!

2010年07月21日 | わんこのこと
せっかく植えた芝生がみるみる茶色になっていくのです
あぁ、やっぱり真夏に植えたのは、芝生にとって過酷だったか…。

などと思いつつ、午前中は庭に出ていました。
細かい雑草を抜いたり、剪定した紫陽花の茎なんかを片付けていたら、
あっと言う間に汗だく

ワンコは、どこへでもついて来るので、一緒です。
朝食後、ウ○チのため、庭に放すのですが、
しばらくすると、「ワンワン」(もう終わったよ、入れてくれ)コールが
始まるのです。

で、足の裏なんかを拭いてやると、
元気に部屋の中へ突進。

そして、私が用事で外へ行こうとすると、
また、我れ先にと玄関へ突進。
しっぽを振り振り、扉が開くのを待っています。

外にいるのか、中にいるのか、どっちかにしてね。
いちいち拭くのが手間なんだから~。
などと言っても知ったこっちゃありません。

それにしても、暑さでやられたか、
庭で変なもん拾い食いしたか、
夕方頃、突然戻してしまいました。

…それも、よりにもよって、絨毯の部屋で

うーん、今日は夕飯抜いた方がいいかしら…。

でも、私が自分の夕飯を作っていると、
あまりに期待に満ち満ちた目で迫って来るので…



ついに負けてしまった。



待て、と言われても、今にも鼻がボールにくっ付きそうなワンコ。

分かった分かった。
とりあえず、キミは元気そうですね。


踊る大捜査線3~上海レストラン

2010年07月20日 | 映画
前売り券を頂いたので
休みに入った夫と二人で行って来ました。

我が家で映画を観に行くと言うと、ほとんどはハリウッド映画。
アメリカ人の夫が分かるもの、と言うと必然的にそうなります。
日本映画はDVDが出てから、英語の字幕つきで。

でも、なぜかこの「踊る大捜査線3」だけは劇場に行きたがっていました。
なぜでしょうね。
やはり、何と言ってもキャラクターの魅力かな。
あとは、発しているメッセージの、どこまでもブレない前向きさ。
安心して感情移入できるのです。
だけど、全編を覆う軽いタッチと笑いのせいで、
そのメッセージが説教臭くならない。

…などと分析してみました

でも、ガイジン(夫のこと)と映画に行くと楽しいですよ。
平気で声を出して笑うので。
あんまり礼儀正しくかしこまって観る、という感じにはならないんですよね。

ところで映画館にはこんなポスターが。



うちの苗字、この夏ブレイクしそうですね(笑)。

さて、映画を観に行く日はたいてい車で
南大沢のTOHOシネマまでわざわざ足を伸ばします。

所沢の我が家からはえらく遠いのですが、
もともと中央線の豊田に住んでいたので、その名残り。

帰りには豊田へ寄り、かつて贔屓にしていた整骨院と、上海レストランに行く、
と言うのが定番となっています。

腕のいいマッサージ師の施術を保険診療で受けられる整骨院と、
上海から来た、腕のいいシェフの本格上海屋台料理を手頃な値段で食べられるレストラン。
夫にとってはこれはもうはずせないコース。

ま、しょうがないなと、彼のマッサージを待つ間、
私は自分のかつての行きつけのお店
『花もも』という食べ物屋さんに行ってみましたが、
残念ながら今日はクローズ。

ここは、いつ行っても誰かしら常連さんに会え、
たとえ誰とも会えなくても店主とおしゃべりして帰って来る、と言う
地域密着型のお店でした。

豊田には、こういう地域密着のお店が多かったように思います。
所沢に来て、目にするのはチェーン店の看板ばかりなので、
余計にそう思うのかもしれません。

夕食を食べた上海レストラン『満留寿』もそんなお店。
不況にも拘らず、相変わらずの賑わいでした。

豚肉と竹の子の黒酢炒め。


この他、焼豚チャーハンと焼餃子をオーダーしました。
ここのチャーハンは大好きです。
日本の中華料理店とは全く違う、上品な味なんだけど、
かと言って上品過ぎず。
ちょうどいい所に着地しているな、と言うのが私の好きな理由。

「ここはいつ来ても、繁盛してるわね~」と言うと、
「おかげ様でね」と返すオーナーのおじさん。

「がんばるよ。次来た時、もうなかったら寂しいでしょ?」

もちろん遠いけどまた来るから、よろしく

う~ん。
やっぱり、人なんだよね。
花ももにしてもそうだけれど、このお店がなくなったらイヤだから、
出来る限り(お財布の許す限り)食べに行こうって思うもの。
ここに住んでいる人たちは、きっと…。

今の地元ではまだ、そこまで気持ちの通うお店は見つかりません。
地域性かな?
それとも私たちの生活のスタイルが変わったのかしら。

何はともあれ、楽しい一日でした。

まとめて日記

2010年07月19日 | 日記
ここ数日、ブログを書く暇がなくって
ご無沙汰してしまいました。

まずは、金曜日のSing for Joy!フライデーナイトでの発表。

今回は6人という少人数でのステージになりました。
そして、なんとマイク一人一本状態
これは緊張ですね。

でも、終わる頃にはみんなちょっと病み付きになったようでした。
そう、マイクを通して歌うって気持ちがいいもんなんです

さて、翌土曜日は、洋光台キリスト教会でのワークショップです。
梅雨も明けましたね。
空の色が違います。



このクソ暑い中を、練習後みんなで近所のラーメンへ。



この辺りはラーメン激戦区との事で、最近は押され気味ですが、
数年前までは行列のできる店だったと言う、うまいラーメンの店"マンザイ"です。
豚骨ベースの醤油味。濃厚で、けれどサッパリ。
トッピングの海苔もほうれん草もたっぷりと。
しかも、安い

うーん。ラーメン好きの私としては嬉しいお店です。

さて、この日はこのまま横浜線に乗って八王子へ移動。
めじろ台シオンチャペルで行われた
表現異種格闘技めじろっくフェスティバル11というイベントへ足を伸ばしました。

京王線のほとんど終点と言う町、めじろ台。
名前に「台」と付くだけあって、高台にある住宅街です。
もう夕暮れでした。



ここに石塚健さんがギター弾き語りで出るというので、見に行ったのです。
石塚くんとはSing for Joy!に来てくれたのがご縁の始まり。
なぜか彼から「師匠」と呼ばれて困っています
だって、私もとってもお世話になっているもので…。

久しぶりに見る彼は、とっても成長していました。
表現する事を続けて行くって、ある意味苦しい事。
もう、降りてしまったらどんなに楽かなぁ、と思う事も時々。
でも、表現者たちは知っています。
辞めてしまったら、一時は楽だけど、
その後には、もっともっと長く続く、鈍い苦しみが待ってるって事を。

だからもう、古くからの友だちのように付き合って行くって
腹をくくるしかないんですよ。

いろんな人たちの表現に触れながら、そんな事を考えていました…。

こちらは自分で書いた脚本を朗読した三角昌裕さん。



久しぶりの友人からの電話に、
もしかしたら自分が歩いていたかもしれない、
もう一つの人生を見てしまった主人公の揺れる気持ちが
痛いほど伝わって来ました。

あぁ、そうなんだなぁ。
私もそういう場所をいやと言うほど通って来たよ。
じゃあ、今は?
私はいるべき場所に立っているのかな?

…実は、そんな答えはないのです。
正解なんて、ない。

私たちに出来るのは、ただ、日々精一杯生きて、
自分の選んだ道を『正解』にして行く事。

ただ、それだけです。

つながって行く感じ

2010年07月15日 | 日記
暑くて、蒸して…。
日中、外回りをするお仕事の方は、
この気候はキツイですね。

最近は私もそのクチです。
午前中の童謡コーラスから午後の童謡コーラスへ。
日射しの照りつける中、
大きな荷物を持って移動するのです。

今日は東陽町から門前仲町へ。
あぁ暑い暑いと言いながら
会場の江東区古石場文化センターへ駆け込みました。

…すると、
そこでは小津安二郎展が行われていました。

普通なら、
「ふーん」くらいで横目に見て通り過ぎるのですが、
先日『優雅なハリネズミ』を読んだからでしょうか、
何だか小津安二郎が気になります。
話の中に出て来る『宗方姉妹』のワンシーンは
主人公にとって一筋の希望となる、
大切なキーワードとして使われているのです。

DVDでも観てみようかしら?などと思っている自分に気づく。

興味ってこういう風に広がって行くのですね。
なるほど。
面白いなぁ…。