kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

こっちもそっちもあっちもびっくり

2016-08-21 17:21:22 | 
朝おとうと犬とお散歩しながら

そろそろオリンピックも終わり

4年後の東京オリンピックの頃

うちのわんこたちはまだこの世にいるかしら・・・なんて

不謹慎なこと考えてたら

足元に

仰向けに転がったセミ

この子は想いの限り鳴いて悔いなく一生を終えたかしら

なんて思いつつ

踏まれたらかわいそうなので

ちょっと除けてあげることに

近くの草むらに置いてあげようと

羽に触った瞬間

「ジジッ」っと大きく鳴いて

飛び去った

もう亡くなってると思った私

ものすごくびっくり

出すつもりのない叫び声が出ちゃったけど

「ぎゃっ!」の声が

まるでおっさん

しかも結構大きくて

たぶん近くのアパートには聞こえちゃったはず

まだ朝早く静かな時間に

突然響き渡る蝉の声とおっさんの叫び  いやおっさんみたいなおばさんの声だけど

ご近所もびっくり

誰か出てきたらどうしようかと思ったけど

誰も出てこないので

そのままおとうと犬とそっとスルー


それにしても

あぁ~びっくりした

だって仰向けで生きてるなんて思わないじゃん

いまどきは蝉も

けっこう変わってるんだな~と

感心しつつちょっと恥ずかしい

これからはどんな時でもそれらしい声が出せるよう

今後は注意しようと思った

おばさんなのでした~

あぁ~恥ずかしっ
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張り切る脇役

2016-08-20 14:13:06 | 
今日はおとうと犬の眼科受診日

おにいちゃん犬は用がないので

私としては

できればお留守番をお願いしたい

でも

「今日はおとうと犬の眼科だからおるす・・・」

って言ってる間におにいちゃん犬ダッシュで玄関へ

もういく気満々

でもね

眼科に着いた早々お散歩したいって歩道に出ていくし

そうするとものすごく遠くまでいって

何しに来たかわからない状態

はっきり言ってちょっと迷惑なおにいちゃん犬

それでも以前鬱になっちゃった手前

行く気になってるのを置いてくわけにもいかず

仕方なく同行

今日はものすごく蒸し暑いのに

天気は曇りで今にも降り出しそう

なので

お散歩に行く時間を与えないよう

予約時間ぎりぎりに到着作戦



診察券出してちょっと待ってると

もう順番がきた

張り切ってるエネルギーをもてあますおにいちゃん犬

いきなりふーんふーんと訴える

仕方ないので抱っこして羽交い絞め状態

それでなんとか診察中はもったけど

おとうと犬にハーネスつけてるすきに

さっさと助手の女医さんのところに駆け寄り

甘え放題

さらに

なんなら奥の検査室に行きたいと要求

まったく

病院大好きだって

ここまでになるとずうずうしい

前には男の先生にもアピールして

必要ないのに目の診察してもらって

有頂天

どう考えても

おかしいとしか言いようがない

そんななので

診察室でていくのに一苦労

みなさんに声かけていただき

大喜び

心の中では

なんならここに残って看板犬します、くらいに

思ってるんだろうなぁ

もちろんそんなに物事うまくいかない

お支払いしたらさっさと車に乗って

帰宅

さっきの張り切りようがウソみたいに

だら~っと寝てる

がみがみうるさいおばさんのお世話は

気にいらないかもしれないけど

選択の余地はありません

もういい加減に

運命を受け入れればいいのに

主役だろうがなんだろうが

病院に行くとものすごく張り切って

もっと優しいお姉さんにお世話してもらいたいと

常にアピールに励む

おにいちゃん犬なのでした  ほんと疲れるわ・・・
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雷との戦い

2016-08-18 21:08:38 | 
今日は午前中いっぱい雨の予報だったけど

それもなくてただ蒸し暑い1日

やるべきことは何とか済ませ

後はわんこたちの夕食とお散歩

そろそろ準備しようかな、と思ったら

いきなりザーザーの大雨

おにいちゃん犬は食後すぐお散歩に行きたい人だから

仕方なくやむまで待って夕食

でも

こんな日に限っておとうと犬が食べない

まあ散歩の後に食べたいときもあるから

無理強いしないでとりあえずそのままに

まずおにいちゃん犬のお散歩

すると

なにやら空からゴロゴロと音が・・・

そんなに怪しい積乱雲は見当たらないけど

どうもお祭りに刺激されたか

雷がちょっと鳴ってみたいらしい

でもそうなると

おとうと犬は数時間脱衣所にたてこもって

なにもできないし

お腹が空きすぎると

リバースしてしまう

これはヤバい

幸いおにいちゃん犬も地面が濡れててお散歩する気もなく

トイレもあまりできなかったけど

2人でさっさと家に戻る

ドアを開けると

おとうと犬が変な音を聞きつけ部屋から出てくる

「あれ、花火じゃない?大丈夫だよ」と大ウソついて

部屋に連れ戻す

まだはっきりとはわかっていないようだし

雷の音も小さいので

今のうちに、と夕食を勧める

ちょっとトッピングを加えると

お腹すいてたの思い出したようで食べ始め

ものすごくほっとする私

ひそかにテレビの音も大きくして

雷の音が聞こえなくなる作戦

順調に食べ始めてあともう少しってところになって

大きな雷の音

おとうと犬の耳がピーンと立って

超警戒中

ここでそっちに気がいくともう食べなくなるので

最後は仕方なく食事介助

どんどん口の中に入れて

無事終了

はぁ~よかった

ここまでくると後は散歩だけ

これは遅くなっても構わないから

もうだいじょうぶ~


今年は天気の急変が多く

雷もときどき鳴ってて

その都度いろんな心配と対策をしなくちゃならないから

けっこう忙しい

結果自分のことはそっちのけで

よれよれでボロボロのおばさん一人

今日も頑張ってます

思うに

わんこと同居することと

美容は

決して両立しないってこと

ものすごく実感してる

今日この頃なのでした
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介護生活の表と裏

2016-08-17 17:42:38 | 介護
家族の介護をしたり

家族に介護されたりしてると

人間関係がちょっとぎくしゃくするってこと

ありますね

介護する側は

「あなたのために自分を犠牲にしてやってあげてる」

「介護してる間は自分の生き方ができない」

なんて思いがちだし

介護されてる側は

「別にお願いしてるわけじゃない」

「介護されるようになったら人生終わり」

なんて思っちゃうことがある

だから

お互いに裏人生歩いてるような気になり

気持ちは落ち込むし

それでちょっとしたことで

相手にあたっちゃったりして

お互いいらいらする

でもね

考えてみると

自分の人生の主役は自分

介護するときだってもちろん主役だし

介護されてるときも主役

どっちも表の人生

だから

悲観することもない

ただ

一生懸命な自分を

大概誰も褒めてくれない

介護する方はもちろん頑張ってるし

介護されてる方もこれ以上手をかけないように

今の力を維持できるように頑張ってる

だから

自分で自分をほめたほうがいい

「わたし、がんばってる!」

「いまのわたし、けっこう素敵かも」ってね

舞台で悲劇のヒロイン演じたら

後でみんなに拍手もらえる

でも

自分の人生で悲劇のヒロイン演じても

観客はそれほどいない

だから”悲劇”はやめて

自分で自分に拍手

それから

たまにご褒美

それで元気に介護生活を送る

これってけっこう正しいやり方じゃないかなって

私は思ってます

そういうわたしも

”やってあげてる”なんて気持ちになることあるけど

よく考えたら

”頼まれてなかった”

自分で率先してやってること

相手に私に対する感謝の気持ちを押し付けるっておかしい、って

思い直す

どっちの立場でも

主役は私

それならできるだけ笑顔で楽しく

自分らしく

やっていったらいいんじゃないかな

みなさんは

どう思いますか?
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しゃぎり(祭囃子)

2016-08-16 13:31:31 | 日記
夏祭り真っ最中の

この街

ちょっと珍しいけど

曜日に関係なく

夏祭りは必ず

8月15・16・17日

メインはしゃぎり(祭囃子)で

子どものチームと大人のチームがあって

各町内から

山車に乗って大通りに集まり

しゃぎり合戦で激しくぶつかり合う

朝9時ころから始まり

夜9時まで

子どもも大人も

何度か休憩をはさみながら

力いっぱい演奏する

その迫力ったら

笛、太鼓と鉦に加え

掛け声も勇ましく

あたり一帯に響き渡って

人々を魅了する

最近は遠くからもお客さんが集まり

昼間からけっこう盛況

通りは午後から歩行者天国になって

夜9時までものすごい人でにぎわう

熱く長い戦いだ

山車が集まったところでは

どこが何の演奏してるんだか

わからないくらいの音の洪水

でも

子どもたちの魂

この1曲に全力をかける気持ちが

熱く伝わってくる

炎天下

ただ立ってるだけでも大変な時に

全身を使った演奏は

心にしみる

不意に目がうるんで

子どもたちがこんなに頑張ってるなら

私ももっと頑張れるはずだと

思わされた

年と共に

だんだん要領は良くなる

問題ない程度に手を抜いたり

ちょっと楽したり

でも

もう一度何かを必死でやってみようかな、と

優しく背中押された

しゃぎりの夏

どこへ向かうかはまだ分からないけど

小さな勇気もらった

こどもたち

ありがとう

魂の演奏

忘れないよ
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