南側の横旗方面から望む根羽砦。中央に見える家々の集まりのすぐ背後の小山。
所在地:長野県下伊那郡根羽村取手
現状:耕作地、山林等
遺構:郭、堀
状態:遺構が残ります
表示等:根羽砦の表示あり
駐車場:なし
武田氏が街道の押さえとして築いたと考えられているようです。
取手の集落の小川川と国道153号線の間の小山が城跡となります。
平谷村から赤坂峠を越え旧道に入って小川川に沿って下って行くと、小山の東側下に
案内板がありましたので案内図に従って南側からセメント舗装の急坂を国道まで登る
とすぐ脇に「根羽砦跡」の立て札が見つかりました。
国道を流れに乗って走っていると見過ごしそうな小さな立て札です。
わずかな踏み跡を辿って小山に上がり東側に進むとすぐに空堀があります。
空堀は故意に方向が変えられているようにも見えます。
堀底を南側に抜けた所は平場となっています。
空堀から東へ登ると土塁状の土盛と浅い堀切が見られます。
堀切上の小さな郭から更に一段登ると主郭に到着です。
主郭から見る堀切上の郭。
主郭には祠が祀られていました。
南側斜面。
見学後、再び国道まで戻りました。
国道を南側(左側)に行くと信玄塚があります。
ご先祖様の身内がこの砦の城主だったようです。
お写真を拝見出来て非常に良かったです。
思わずコメントしてしまいました。ありがとうございます。
コメントありがとうございました。