致道博物館(ちどうはくぶつかん)は、山形県鶴岡市にある山形県の登録博物館。
名称は旧庄内藩の藩校「致道館」に由来し、同藩校で使用されていた文物や用具に加え
庄内地方の民俗資料が収蔵・展示されている。
旧庄内藩主御隠殿
1864年に江戸中屋敷の一部を移築したと伝わる建物で、隠居した藩主のための住居。
江戸時代の鶴ヶ岡城下の様子を紹介し、庄内地方で盛んに行なわれていた磯釣り関係の資料や
旧庄内藩主酒井家に伝わる武具・調度品、歴代藩主の書画などを展示しています。
奥座敷からは江戸時代に造られたという庭園も眺められます。
酒井氏庭園 鳥海山を借景にしている
旧鶴岡警察署庁舎
疑洋風建築といわれる和洋折衷(壁や内装は洋風ですが、屋根瓦や破風などは和風)の建物。
2009年(平成21年)に国の重要文化財に指定
1階は署長室と事務室、中2階に留置室、 2階には取調室があった。
1884(明治17)年に建てられここに移築されたもの
赤門
田安徳川家の姫が酒井家に輿入れした時に建てられた門を江戸中屋敷から移築された
旧渋谷家住宅
1822年に造られ、1965年に移築された民家。出羽三山の麓の集落にあったもので、
豪雪地帯の気候にあわせた造りになってい「兜づくり」といわれる独特の屋根の形が目を引きます。
2階・3階・屋根裏部屋を養蚕の作業場・収納場
旧西田川郡役所
ミニドールドールハウスの展示
民具の蔵」「(旧御隠殿土蔵)
「飲料水用送水木」
明治40年代に鶴岡市矢馳(やばせ)の木村久兵衛翁が私財を投じて、4mぐらいの杉丸太・約1000本を
くり抜いて木管とし、これを連結して約4kmに渡って土中に埋設して、送水に成功した
石屋道具 下駄作り おけ作りの道具も展示
北前船
「重要有形民俗文化財収蔵庫」
重要有形民俗文化財に指定された昔の暮らしの道具8件5,350点が収蔵、展示されている。
庄内地方の生活・生業に用いられたものだが、すでに失われている習俗や用具も多く、
生活文化の推移と地域的特色を考える上で、貴重なもの
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