BMW R1100R のオイル交換をしようと思って
オイルフィラーキャップを回すと空回りをする。
本来ならば90度くらいひねると外れるはずなのだが
クルクル、クルクル空回りばかり…
埒が明かないのでマイナスドライバーで抉ってやるとなんとか外れました。
フィラーパイプといっしょに…。(ToT)
普通は外れないでしょう、こんなものは…。
本来はシリンダー本体にこのフィラーパイプがついており
キャップの部分だけが外れるはずであるが
永年使用して何度も開け閉めしているので
フィラーパイプとキャップのOリングが固着したのが原因のようだ。
とりあえずはねじ込んで取り付けたがきちっと付くはずも無く
エンジン内への水の浸入や今後のオイル交換の事を考えると
仕方が無いので新しくOリング2つとトンネルパイプを購入してきました。
3つで約700円なり。
何かにつけ純正部品は価格が高いが今回はそれ程でもなく一安心。
しかも部品図まで頂きました。
作業自体はシリンダーにフィラーパイプにOリングをはめて
ねじ込むだけだったのですぐに完了するものと思っていたがそうはいかなかった。
力まかせに押し込んだり、ドライバーをあててたたいてみたりしたがうまく入らない。
悪戦苦闘する事30分、作業自体は簡単な事だがきっとコツがあるに違いない。
このコツというヤツがプロフェッショナルの仕事なのだろう。
ショップに任せれば意図も簡単に取り付けたに違いない。
結局ある程度ねじ込んではみ出てきたOリングをマイナスドライバーで入れ込んだ。
とりあえずは取り付けできたがOリングにキズがついてしまうかもしれないし
こんな取り付け方で良かったのかは解らないが
オイルキャップは90度ひねればもとの様に締める事が出来た。
力任せの仕事はあちこちにキズをつけてしまった。
自分のバイクだからいい事だがスマートさにもかけるし
他人のバイクなら今回の様な作業方法は出来ない。
簡単な事を簡単にやってみせる。
素人の浅知恵は技術と経験に裏付けされた作業にはかなわない。
そうに決ってる。
実際今回もそうだった。
でもチャレンジしたくなるんですよね。
なんでもかんでも自分でしたくなる。
もちろん今回も作業の仕方は失敗でしたが何だが楽しかったです。
キズも笑のネタでしょう。
また外れてしまうかもしれませんが、それもまたよし。
クロスワードを解く様な私のバイク整備はこれからも続く事でしょう。
決してみなさんにはお勧めしませんが。(^^ゞ