岩国から海沿いのR2を宮島口目指して走る。
R2といえどもこの辺りは道幅が狭い上にトラックが多い。
なので当然がごとく、すり抜け作戦を実行する。
最近はパニアケースを薄蓋に変えているので
積載能力は減ったが、その分機動性はアップしているのだ。
山口県から広島県に入ると今まで海沿いは工場だったのが
小さな漁港がいくつか現れる。
その頃になると海を隔てた右手に宮島がはっきり確認できるようになる。
そして道の両側にカキの文字が。
もうGWも迎えようかとするこの時期ではあるが
今年はまだカキを味わえるようである。
そして広島といえばお好み焼き。
街中がソースの匂いで充満しているっというのは大袈裟か?
あと気になったのがラーメン屋さん。
もう少し先の尾道はラーメンで有名であるが
この辺がとんこつとしょうゆの境目なのか両方の看板が目立つ。
九州出身の私はもちろんとんこつ派。
だから旅に出た時は逆にしょうゆを堪能する事にしている。
そんな中、気になったのが“京都ラーメン”の文字。
この地で京都とは変なものであるが
京都でラーメンなんて事自体が聞いたことがない。
もちろんラーメンなんて日本全国どこでも食べれるので
京都でも食べれる事は間違いないでしょうけど。
結構繁盛しているような店構えだったので
帰りに一杯頂こうと考えてました。
宮島口はこっちっと言わんばかりに右前方に標識があった。
でも以前走った時に信号から右に曲がった記憶があったのでそのまま直進すると
入り口の交差点は右折できなくなっている!
交通渋滞をなくす為だろうが
危うく通り過ぎてしまうところだった。
厳島神社には朱色の大きな鳥居が海の中に立っている。
そしてこの宮島口にも大きな鳥居が立っていた。
向こう側に渡るつもりはないので
(でもフェリーがあるのでバイクもOKなんですね)
岸壁に腰かけ本物の鳥居に思いを寄せる。
遠く小さいけれど厳かな気持ちになる。
そして自分が日本人である事を感じる。
さすが世界的観光地なのか青い目をした人も多かった。
売店を覗くともみじ饅頭はもちろん
焼きカキやお好み焼きなど名産のオンパレード。
お土産はあの“どっちの料理ショー”の特選素材
のお好みソース!
今回のツーリングのお土産にはぴったりでしょ!
そして今回の昼食に選んだのは
あなご処しろやまのあなごめし!
宮島近郊で採れたあなごを炊いて軽く炙った上に特選のタレをかける。
あなご自体は小ぶりだが炙ってあるので少しぱりっと感があり
甘すぎないタレが美味しい。
こちらもお勧め!
お店の方が気を使って頂きご飯を大盛にしてくださいました。
なので味と気遣いに大満足。
心もお腹も満腹になったのであの京都ラーメンは次回のお楽しみにしました。