2022/11/10~2022/11/13まで。
はい!
現在WRC ラリージャパン開催中です。
WRCだけではなく、出場しているすべての選手、ドライバーチーム!がんばれ!
あと、イベント開催に携わった方々、お疲れ様です。
ほんと良いイベントになって良かったと思います。
うんうん。
さて、ラリーの特番も色々やっていて、テレ朝まで絡んでいるとはね。
どっちにしろ、クラッシュシーンばっかりだったんでしょ?見てないけど。
で、ある特番で、ラリーの場所になる市長さんのインタビューがありました。
しきりに言っていたのが、「ラリードライバーは、本当に安全運転なんです!ラリーはすごいんです」と。
ん?
君たち、しきりに「安全運転とはスピードを出さない事」とひたすら言っていたのでは?
急に手のひら返したね。
なぜ、ラリードライバーは安全運転なのか?
それを、どの誰も語っていません。
そもそも「安全運転」とは?
誰も語らないのですが、もう、ちゃんと考える時期になったんでは無いでしょうかね。
当然、ラリードライバーやレーシングドライバーは、安全運転です。
というか、運転は「安全」です。
何故ならチェッカー(ゴール)までクルマを運ぶのが仕事ですからね。
では、一般のドライバーが「安全」ではない理由は?
という事になる。
そして、なぜ「安全運転とはスピードを出さない事」になるのか?
スピードを出すことと、安全運転には直接関係は無いと思うのですよ。
ただ「スピードを出さない事」と言う理由は・・・多分こういいたいんだと思うんです。
きつい一言だと思いますが
「あなた、車のコントロールできないんだから、スピード出すと当然コントロールできないでしょ」
つまり
「下手なんだから、自分の限界を超えようとするな!」
と言いたいわけ。
逆に言うと、ラリードライバーやレーシングドライバーは、ドライビングがうまいから「安全運転」なのだと。
そういう事なんですね。
つまり、下手だからというわけ。スピードとは何の関係もないので、安全運転をスピードと絡めるのはナンセンス。
安全運転とは「運転がうまくなること」なんです。
技術が下手な人、空間認識力、時間認識力が下手な人に免許を与えていること自体が「安全ではない」という事だと。
前述の市長さんたちは、わかって「安全運転」と言う言葉の理由を言わないのか、全くわかっていないのか。
ここまで語る必要がある時代になったんじゃないのかな?
今読んでいる本。
「バカと無知」と言う本。
知らずに読み始めましたが、結構売れているみたいですね。
この本を読んでいると、「運転が下手な人をどう制御するか」と言うのが悩みなんだよねっと思います。
そう
「バカな人は、自分を過大評価する」
「バカな人は、自分がバカだという事を認識できない」
と言う部分。
いやぁ~耳に痛い言葉ですが、確かにそう。
クルマで言うと「下手な人は、(過大評価して)すぐに自分の限界を超える」と言う感じ。
限界を超えて事故を起こします。
仕事だと「わかりません」「できません」を言えば、誰かが助けてくれますが、クルマの運転では、そうは問屋は卸さない。
限界を超えてパニックになった時点で、事故が発生します。
うまい人は、自分の限界を超える前に止めるもんね。
まずは「限界を超えない」これを心がけるのはどうでしょうか?
限界は、意外に近くにあるものです(笑