「ゲーム会社が権利を手放せばいいんですよ!」
えっ?
突拍子もないタイミングで出てきた、出てはいけない人からの言葉。。。
数か月前。
私が「eスポーツでビジネスができないかな?」と安直に考えていて、イベントなどに参加してお話を伺っていた時の話。
その時、イベント会社さんと話したり、eスポーツをビジネスにしている人と話したりして、なかなか難しい事情があると感じていました。
イベントの中で、県が進めている”eスポーツ事業”の担当者がいたので、話を聞いてみた時の話です。
私「eスポーツ・・・盛り上がっていますか」
Aさん「いいんじゃないですか」
私「eスポーツでビジネスでもできないかな?と思っているんですが?」
私「色々聞いたんですよ。やっぱりライセンスとかが引っ掛かりますよね。まあ、作っているところもタダで作っているわけでは無いですからね。企業ですもん。尊重しないといけないですよ」
Aさん「ゲーム会社が権利を手放せばいいんですよ!」
私「はぁ?」
もうこれ以上、会話が出来なかったです。怖すぎます。
一般の人で、こういう「権利」や「著作」を軽んじる人はいるでしょう。だから、映画を見る時「映画泥棒」の啓蒙CMが流れるわけですよ。
まあ、先進国なんですからね。。。理解してほしいですが。。。
ただ、上記の「手放せ!」発言は、県の県庁関係者の発言なわけですよ。
いわゆる、国家のための「公務員」の発言です。
ほんと怖いですね。もう、ジャイアンか悪代官ですよ。
「俺の物は俺の物、お前の物も俺の物。お前の権利なんか知らない。有無も言わずに献上しろ!」
との事。
個人や企業の権利や著作を守らないといけない公僕が、戦時中よろしくな「接収」を口にするとは。
大丈夫か公務員?
(名誉のために言っておきますが、この人出入り業者のシステム屋らしいです。。。が、任命したのは公務員でしょ)
やっぱり、一般の人は「ビジネス」は全く想像できず、あくまで「ゲームをする」という所までの想像力なんだと思いましたが、まさか役所の人間までこういう考えとは・・・ちょっと怖くなりました。
これは、地方だからなんでしょうか?
やっぱり途上国精神から先進国精神にはなれないもんなんですね。。。
ついでに。