昨日の夜。
クラッチ交換とブレーキパッド交換ができたとの連絡。
仕事をさっさと切り上げて、クルマをもらってきました。
まあ、このクルマ、この手の作業がめちゃくちゃ面倒なのは知っていましたが・・・ドライブシャフトまで抜くとは。
抜く方が楽との事。
ほんと四駆は手間がかかりますね。
ありがとうございました。
さてEXEDYのHyper SINGLE VFですが、昔はメタルクラッチってドキドキしてましたね。
半クラが無いとか、重いとか色々心配していました。
まあ、現代のクラッチは・・・若干あるけど(笑)・・・扱いやすいもんです。
このVFは、メタルの合間にオルガニック(普通のクラッチはこの素材)が挟まっていて、半クラの初期がオルガニックで滑る。
そして、すぐメタルが当たって「メタルらしい」つながり感があります。
面白いですね。
ちょっと回転を上げ気味で、オルガニック部分を少しだけ使うようなつなぎ方が良いみたい。
低い回転数で、滑らせて滑らせてつなぐと、メタルが触れたり離れたりと「ガタガタ」してしまいますね。
殆どいないと思いますが(笑)、MTで自動車教習所に通っている皆様。
世の中には、もっと面倒(言葉が悪いですね。テクニカルって意味です)なクラッチがあるんですよ~。
でもね、すごくいいんですよ。
たしか、フライホイールも変わってるんだっけかな?
凄く軽いんです。
クラッチ径も一回り小さいはずですが、これらが軽く感じさせてくれますね。
凄く軽くタコメータが上がります。
まあ、この場合は普通トルクが弱くなりますが、なぜか車体が軽くなった印象を与えてくれるぐらい俊敏な感じになりました。
メタルの圧着力も加わり、俊敏かつ力強く前に押し出してくれます。
今後が楽しみですね。
そうそう、調整してくれたのかな?
クラッチミート位置も、好みの「中間ぐらいの位置」になっていました。
VABのクラッチミート位置は手前ですからね・・・。
ブレーキパッドもENDLESSのMX72+(フロントだけ)。
前からこのブレーキパッドを使っていますが、ほんとに良い。
制動力は申し分なく、というかかなり強いです。
面白いのは、VABというクルマの特徴なのか、パッドの特徴か?
パッドの厚みで、かなりブレーキペダルのストロークが変わります。
今は、3ぐらい。変更前は6ぐらい。
若干ストロークが少なくて難しいですが、使い込めば良い位置に来ますので問題ありません。
経験済みですから。
それにしてもEXEDYの取説に書いてある文言は面白いです。
「本製品は競技専用に設計されていますので、純正品に比べ踏力が重く、発進操作が難しくなりますので、十分な慣れが必要です。体力、技量に自信のない方は使用をご遠慮ください」
確かに!
運転がうまくなろうという人以外は使わないでね、という事。
こういうこともあり、以前ブログで書いた「俺は、エンストしたことないぜぇ」なんて言っている人は、ここには入らないって事です。
性能を欲すると難しくなるってのが世の常ですから。