寒さが身に沁みる季節となりました。
中央本部の窓から見える風景は相も変わりませんが、室内温度と湿度の低さに厚着で対応しているこの頃です。
さて、11月2日(水)の夕方、税関労組の総決起集会に全大蔵の会長としてご挨拶に伺いました。
壇上から見た風景は、安全かつ安心の防波堤として職務に精励している、「いい面構え」に圧倒されるものでした。
私たちの職場は、職員は、どんな表情をしているのだろうか、と、ふと振り返りました。
仕事に忙殺され、時として辛い表情を見せることがあります。
職場の同僚との議論で見せる、真剣な表情があります。
一仕事終えた後の、なんとも言えない達成感を味わう表情もあります。
家族との時間が取れない、不安な表情も見ることがあります。
お互いの表情の移り変わり、一喜一憂に、わたしたちは仲間の今を知ることがあります。
決して、笑顔のない職場ではありません。
決して、辛いだけの職場ではありません。
決して、信頼できない職場ではありません。
でも、苦楽の「苦」が、どうしても多い職場だと感じている方が少なくありません。
職場に余裕を、職員に笑顔を。
それがとても必要だと、つくづく思います。
全大蔵に集う仲間同士、彼らの熱気をいただきながら、引き続き財務局の職場環境改善に向けた取り組みをさらに進めていこうと、想いを新たにした午後のひと時でした。
(たむら・まさかず)