ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

店主ご挨拶

ようこそお越し下さいました。 昨年(2010)、3ヶ月の雲水修行に行ってまいりました。 私は働き者で(自己申告)、精舎は朝は早く夜は遅く「朝瞑想」の時間は、気がつくといつも寝ておりましたが・・。 私の人生の1ページに、思いがけないご褒美を頂けたような日々を過ごさせて頂きました。・・ま、主婦でも決心ひとつで如何様な道も開けるんですね。 今も精舎に行くと「実家に帰った」ような気がします。 このブログ管理人は、最近物忘れ症候群中につき、おいで頂いた感謝を申し上げ、コメントを頂いても書いたり書かなかったり、付き合いが悪いことのご無礼をお許し下さいませ。

自助論 正直は最良の策

2010-03-22 17:29:15 | 本の話・素敵な話
つい最近、テレビで見たのかネットで読んだのか忘れてしまったが、隣の大国では川に固まって浮かんでいるような廃油を、透明な植物油風に生まれ変わらせる技術を会得したのだという話だった。

だから、お金持ちの中国人は自前の植物油持参でレストランに行くそうだ。

たまたまスマイルズの自助論をぱらぱらとめくっていたら、こんな文句が出てきた。

ある有名なビール業者は、自分の成功はモルトを惜しまず使ったからだと述べている。彼は樽のところへ行っては試し飲みをするたび、必ず「まだ水っぽいな。もっとモルトを混ぜろ」と職人に命じたという。彼の気前の良さがビールにも伝わったのか、そのビールはコクが増し、イギリスはもとより海外でも大評判となった。そして彼は莫大な財を手に入れたそうです。

ビジネスほど、人柄の善し悪しがきびしく問われる分野はない。そこでは、正直かどうか、自己犠牲の精神にあふれているかどうか、公正かつ誠実かが厳格なふるいにかけられる。

個人のお店でも、商品の品質を落とさず商売して下さると安心して買い物できる。
そのお店の為でなく、お客様の為に良かれとして下さったことって、案外正当に伝わるものだ。

その時には損をしたように思えても、長い目で見て得することが多い。