ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

店主ご挨拶

ようこそお越し下さいました。 昨年(2010)、3ヶ月の雲水修行に行ってまいりました。 私は働き者で(自己申告)、精舎は朝は早く夜は遅く「朝瞑想」の時間は、気がつくといつも寝ておりましたが・・。 私の人生の1ページに、思いがけないご褒美を頂けたような日々を過ごさせて頂きました。・・ま、主婦でも決心ひとつで如何様な道も開けるんですね。 今も精舎に行くと「実家に帰った」ような気がします。 このブログ管理人は、最近物忘れ症候群中につき、おいで頂いた感謝を申し上げ、コメントを頂いても書いたり書かなかったり、付き合いが悪いことのご無礼をお許し下さいませ。

「愛」の対極にあるのは「嫉妬」である

2011-05-20 19:53:36 | ご法話・心の指針

愛の対極にあるものは何でしょうか。
通常「愛の対極にあるものは憎しみだ」と言われることが多いでしょう。

私は、「愛の対極にあるものは、実は、憎しみではなくて嫉妬である」と感じています。
例えば、家庭が崩壊する場合を見ても、憎しみによって崩壊するのではなく、嫉妬によって崩壊することが数多くあります。
また人間関係が壊れる場合を見ても、憎しみによって壊れるのではなく、嫉妬によって壊れていくことが数多くあります。

ブラジルは、都市部では大いなる発展をしているように見えますが、まだ貧富の差も激しく「貧しい人たちを、どうやって救済するか」ということが政治の大きな課題になっていると聞いています。おそらく、それは大変な仕事でしょう。
しかし、私は、皆さんに述べたいのです。これは根本にかかわることです。

愛の対極にあるものは嫉妬です。
したがって、これから、「嫉妬の最も危険な面、最も、ほめられない面は何であるか」ということを述べておきたいのです。

  中略

  「嫉妬を感じる相手に対して「祝福の心」を持つ

 人間は誰に対しても嫉妬するわけではありません。そうではなくて、自分が最も強い関心を持っている方面で優秀な人に嫉妬心を持つのです。

例えば、みなさんが「サッカーの選手になりたい」と強く願っていれば、自分よりサッカーの上手な人を見ると、嫉妬を感じます。・・「サッカーの選手になりたい」と思っている人が、柔道の選手を見て嫉妬することは、あまりないのです。

同じように「お金が欲しい」と強く願っていると、お金持ちは嫉妬の対象になるでしょうし、「異性から愛されたい」と強く願っていると、異性から愛されている人に対して嫉妬の心が湧いてくると思います。
  中略

 本当は、表面意識下では実現を願っているにもかかわらず、目標になるべき方向にいる人に嫉妬することによって、みなさんは、その方向に進むことができなくなるのです。

・・ここが大事なところです。みなさんが心に感じる嫉妬が「本当は、この人のようになりたい」と思う人に対するものであることを、素直に認めることができたならば、嫉妬の心を抑えて、逆に祝福の心を持っていただきたいのです。

祝福の心は「肯定の心」です。「かくありたい」と願う心です。祝福の心は「他の人の幸福を願う心」なのです。

その心を持っていれば、みなさんは、自分が祝福している人の方向に向かって、人生を歩んでいくようになるのです。

以上 2010年11月14日 サンパウロ市・クレジカードホールにて

「愛と天使の働き」ご法話 抜粋


「『思考は現実化する』講義」 その2

2011-05-20 14:49:10 | ご法話・心の指針
   
*メル友北海道*


「『思考は現実化する』講義」
(その2)


(本稿は、2011年5月15日北海道正心館七の日講話の内容をまとめたものです。)


 二つ目の肝(ポイント)を申し上げます。
これから私が申し上げることは、
「アンドリュー・カーネギーの直伝である」
と、ナポレオン・ヒルは強調していますが、アンドリュー・カーネギーとは、20世紀の有名な鉄鋼王で、カーネギー・ホールの寄贈者としても有名ですが、
皆さんご存知ですか、カーネギーは、全世界に3000の公共図書館を寄贈したのですよ!
3000の図書館に本を寄贈したのではなく、私財で3000の図書館を造った人なのです!

 ナポレオン・ヒルが、25歳の新聞記者だった頃、既に70歳を超えていたアンドリュー・カーネギーにインタビューしたときのことです。
すでに大成功者となっていたカーネギーは、
「考え方によって、人生は成功できる」
という成功の法則がわかっていて、何とかそれを体系化、学問化して、万人に提供したいと願っていました。

しかし、自分の経験だけでは、体験談の域をどうしても超えることができなかったので、初対面の若きナポレオン・ヒルに問いかけて、

「これから、私が500人の人物を紹介するので、君は20年かけて、彼らにインタビューし、研究して、その人達がたどる人生のプロセスの中から、「成功のエキス」を抽出して、体系化して、20年後にそれを「成功哲学」として、(おそらくそのとき私は既に世を去っているだろうが)、本にして出してくれないか?」

と、25歳の無名のナポレオン・ヒルに質問したところ、彼はどうしたかというと、「Yes」と答えたのです。

 するとカーネギーは、ポケットから懐中時計を取り出して、
「君は答えを出すのに、29秒かかったね。60秒以上かかったら、「その資格なし」と見て、断るところだった。
これまで260人以上の人に同じ質問をしたが、60秒以内に答えを出したした人は、君が初めてだ。
思うに、およそ人生における一大事というのは、こうして決めるものだよ。
60秒以内に直感で答えが出せないようなら、止めた方がよい。

なお、言っておくが、お金は一切出さない。なぜなら、本当にこの本を出せたなら、君は間違いなく億万長者になれるからね」と。

 ここで、カーネギーが紹介状を書いた500人の中には、エジソンのように既に成功していた有名人もいたのですが、全く無名だった人もいて、その中には、あのヘンリー・フォード(フォード自動車の創業者)も含まれていました。

ナポレオン・ヒルが会いに行ったときには、まだ全くの無名で、自宅のガレージの車の修理現場で、車の下から出てきて、「握手したときに、自分の服に油が付いて汚れた」とありましたから、本当に駆け出しだったわけです。

しかし、カーネギーは、
「鉄鋼の次に自動車の時代が来るから、その時あの男は、この業界を制するだろう。だから、今のうちから20年間、この男が、どこで成功し、何で失敗するのか、つぶさに記録するのだ」
と言ったというのですから、舌を巻きます!
こういう人間を何百人も紹介して、観察させた訳です。



紙に書いて、張り出せ!

 さて、ナポレオン・ヒルは、『思考は現実化する』の中で、
「今から私が言うことは、ちょっと変人に見えるかもしれませんので、あらかじめ、
『これはアンドリュー・カーネギーの直伝です』、
『彼は、これによって、億万長者になったのです』
と言っておきます」
と前置きをした上で、以下の「成功法則」を語りました。

わかってますね、みなさん。これは、結構、"お値段の高い"話ですよ!
「これ1本でカーネギー財閥が出来た」という秘伝中の秘伝"4つ"を今からお話するのですから、
コレ聴いて、タダで帰れると思わないでください(爆笑)!

1.あなたの夢・ビジョンを明確にしなさい。自分をごまかさずに、言い訳をせずに、"心の中で本当は実現したい夢"を明確にしなさい。

2.その夢を明確にしたならば、次は、それを実現するために、自分が差し出さなければならない"代償"を決めなさい。
(見事に「代償の法則」が出てきますが、ここで言う「代償」とは、「努力」のことを指しています。「タナボタ根性はやめよ」と言っているわけです。)

3.代償を決めたら、次に「期限」を決めよ。期限を明確にして、その間の「計画」を立てよ。
(これは、5/5の御法話の中の「裕太君のハワイ行きの話」を彷彿(ほうふつ)とさせます。事業計画を出して、総裁先生に100万円投資させた話。
「夢」というのは、期限を区切り、計画を立てる必要があるのです。
「求めよ!さらに計画を立てよ!」とありましたね。)
そして、最後の四番目が重要なのですが、

4.以上3点を決めたならば、それを大きくデカデカと紙に書いて、家の中で一番目立つところに張り出して、起床直後と就寝直前に、一日2回、出来るだけ大きな声を出して、それを復唱しなさい。

これが、「カーネギー財閥誕生の秘訣」です。
と同時に、『成功への夢』研修を前後編ともに受けられた方は、まさにこの研修の中に、アンドリュー・カーネギーとナポレオン・ヒル(いずれも当会の重要指導霊)の「成功法則」が脈々と流れているのが、おわかりいただけると思います。(会場内、うなずく人多数。)

この話を聴いて、人々の反応は4つに分かれます。
一つは、関心を示さない人。
二つ目は、関心を示して、心の中では思う(考える)が、行動(紙に書いて張り出す)まではしない人。
三つ目は、紙に書いて張り出すところまではするが、すぐに止めてしまう人。
最後の四つ目が、紙に書いて張り出して、それを10年間持続する人。

そして、最後の四つ目をやった人が、『思考は現実化する』を読んだ人の中から一万人以上出て、彼らは例外なく成功者となり、そのうちの何百人かは、現実に億万長者となりました。
(名前まで特定されています。)

 これをやり切るのに"介添え"が欲しい方は、是非、「成功への夢」(後編まで)を受けてください。
私は今世、出家の立場なので、物理的な「億万長者」は目指していませんが、"心の富"(=智慧)については、億万長者を目指しています。

(在家だったら、当然、金銭的な「億万長者」を目指します。)
この世的な億万長者を目指す方、是非、共に手を携えて頑張りましょう。
「わかりやすいドラッカー46のエッセンス研修」も始まりましたし、「心の富」は無限です。

是非それを、この世の現実の富に変えていってください。
本当に、我々には、
「ヘルメス神もついているが、カーネギーやナポレオン・ヒルもついているのだ」
と確信、実感しています。
 それでは、ただ今より、祈願式に入らせていただきます。(以上)



●お問い合わせ・ご予約などは、電話・FAX、または
こちらのアドレスhokkaido@sj.irh.jpまでお送りください。
●メール配信をご希望の方は、「メル友希望、お名前、支部名、会員番号」をご記入の上、
hokkaido@sj.irh.jpまでメールをお送りください。

北海道正心館
Tel:011-640-7577
Fax:011-640-7578







「『思考は現実化する』講義」 その1

2011-05-20 10:37:24 | ご法話・心の指針

*メル友北海道* より


「『思考は現実化する』講義」
(その1)

(本稿は、2011年5月15日北海道正心館ヘルメス大祭館長講話の内容をまとめたものです。)


 こんにちは。
本日は、北海道正心館のヘルメス大祭に、ようこそお越し下さいました。
今回は、通常とはやや毛色の違ったお話をします。

 今回のヘルメス大祭では、通常の祈願の他に、5月5日の総裁先生ご法話『大黒天の使命』のときよりご下賜いただいている、「大国主之命」特別霊指導、
『大黒天成長祈願』
をはじめ、もう一つこれは、7月までの期間限定ですが、
『貧乏神追い出し祈願』
を総本山より下賜いただいております。

この『貧乏神追い出し祈願』は、ご存知のとおり、ナポレオン・ヒルという方の特別霊指導なのですが、この方は、アメリカの「成功哲学」の元祖にあたる方です。

 今回、ヘルメス大祭という場ではあるのですが、こういうタイトルの内容でお話してもよいかなと思った理由は、
「『貧乏神追い出し祈願』を霊指導いただいている方の、生前の代表作である」
ということと、
「先日の御法話『大黒天の使命』の中核の部分が、大ベストセラー
『思考は現実化する』  のミソの部分と軌を一にしていた」 ことに、改めてビックリしたからです。

単なる「光明思想」を超えた、奥の深い内容を含んでおりましたので、「紹介したい」と思うようになりました。
20世紀に、全世界で3000万部以上売れた超ベストセラーです。

 今回お話する趣旨は二つあり、一つは、祈願を受けていただきたいというのもあるのですが、 英語のタイトルはすごくストレートで、 『Think and Grow Rich』、関西弁風に言えば、「こう考えよ!金持ちになれまっせ!」
ということなのですが、内容はかなり奥深く、仏法真理の核心にあたる部分を含んでいます。

考え方によって運命が開け、大黒天になれる。
「大黒天波動を、自分の心の内から発信(発射)することができるようになる」というものです。そのまま、祈願を受ける心構えにもなります。

 二つ目として申し上げると、昨日も新聞で、「国が政令を出して、この夏、大口需要家(工場など)の電気使用量を15%カットする」とありましたが、戦争中でもあるまいし、「企業の自家発電や、緊急電源装置の調達・相互融通などを総動員して、絶対に電気の使用カットは起こさせない!」 くらい、気骨のある発言・決断をする政治家はいないのかと、腹が立ってきました。


一昨日も、会議で東京に行ってきましたが、相変わらず羽田空港や品川駅の暗いこと、暗いこと。
アレ、本当に、集合想念に影響を与えますよ。

 国もそうですが、個人もそうです。
もしかしたら、皆さんの活動も、結構、貧乏神波動にやられているかもしれません(笑)。
「これは、何としても打ち返していかなければならない」 と、断固たる決意を固めた次第です。とにかく、世の中全体、考えていることが、"貧乏臭い"んです。


 個人でも、皆さんが歩いていったら、 "そのあまりの明るさに、貧乏神が、ぱーっと蜘蛛の子を散らすように逃げていく" くらいの波動を、全身から放射しなければいけない。心の中心部から、そういう波動をバーンと出していかなければなりません。

そのためにはどうしたらよいかというと、『大黒天成長祈願』の経文の中にも、「心の富を積み続けることによって、大宇宙と世界中の富を引き寄せる磁石となり」 とありますが、心に富(智慧)を積み続けると、この世の「富」というのは、心の富(智慧)に使われたがって、その僕(しもべ)となりたがるが如く、あなたの「心の富」に引き寄せられてきます。

これを具体的に、『思考は現実化する』の中から見てみましょう。
肝の部分を2つ取り出して、ポイントをお話します。



失敗は、姿を変えた神の恩寵である



「Think and Grow Rich」お金持ちになるための考え方の一点目。

私も、真理に出会う前、20代(前半)でこの本に出会ったら、「自分の人生がもう一段変わったものになっていただろう」とつくづく思った肝の箇所というのは、「人生のおける失敗とは、形を変えた神の恩寵(おんちょう)だと思え」。

5月5日の『大黒天の使命』の御法話で、同じことをおっしゃっていましたが、この世的に失敗と見える事態に遭遇しても、それはこの世的な理解であって、「失敗は、次なる成功を生み出すための、神からの贈り物だと考えなさい」、「だから、失敗に出会ったら、よく分析することだ。

何故それが起きたのかをよく分析して、事柄が起きた道筋(原因)を解明しなさい。
それがよく理解できるようになると、失敗の原因は、次回、成功の要因に変わっている」、「そうやって、失敗を成功の種に変えていったのが、真の金持ち(成功者)の姿なのだ」と。


これは、『大黒天の使命』の中の、「私の中で一番強い力は、"失敗を成功に変える力"である。

そして、これこそが、大黒天になるための"王道"である」という御言葉と同じです。

奥が深いでしょ。「表面的な光明思想とは全く違う」のが、よくお分かりいただけると思います。
そして、これが「豊かさ波動」の本質の一つなのだということです。

「豊かさ波動」とは、「こういう考え方ができる」ということなのですね。
確かに、こうやって、「成功からも失敗からも」、延々と、新しい成功の要因を創り続けている人の前からは、「貧乏神が裸足で逃げ出す」感覚はよくわかります。(確か、『『常勝思考』の最終章に、同じようなことが書いてありました。)


こういう考え方をしていると、あなたに不幸をもたらす(財産を奪う)波動が遠ざかり、あなたに幸福をもたらす(富のチャンスを与える)波動が近寄ってくる感覚というのは、実によくわかります。

(「その2」に続く)