ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

エメラルド・タブレット 1

2006-09-20 08:56:34 | エメラルドタブレット
エメラルド・タブレット
1.
ジーン・ウールは夢のなかで、再び新しい扉を開けました。
その扉は美しいマリンブルー色でした。

扉を開けると、荒れた海と地鳴りと、辺りは噴煙が立ち昇っていた。その海の名はアトランティック・オーシャン。

噴煙は見るまに視界をふさぎ、あたりは夜のように暗くなった。
火山が至るところで噴き上がっている。大地は怒り、揺らぎ、荒れ狂い、そして人々とすべてを飲み込んだ。
その直前、何群のアトランティス人は、飛行船に乗り、エジプト、ペルー、メキシコなどあらゆる方向に散らばっていった。

 むかし、アトランティスという大陸があった。
アトランティス時代の話は、作り話だと思っている人もいるが、本当の話だ。

 トートが共に生きた人々は、何世もの転生を繰り返し、やがて高い星金星へと生まれ変わっていったが、トートは一人地球に残った。
やがて火星から低い意識の群がやってきた。火星の子らは、トートの言葉に従わず、肉欲におぼれ、悪徳がはびこった。しかし、テクノロジーは大きな進歩を遂げていった。テクノロジーは今や霊的な力にとって変わろうとしていた。

彼らは一つの結晶体を開発していた。そのプリズムを使って、彼らは太陽や遠く離れたアクテュルス星の光線から膨大なエネルギー量を集めることが出来た。
初めは彼らもトートの「第一の法」の司祭たちの支配下にあった。だがやがて彼らが実権を握った。彼らは天然ガスなどの天然資源と結合した破壊力を導入し、それがゆっくりと冷却している地球の深部から最初の爆発を誘発した。
それが一連の噴火に繋がり、そしてアトランティスの最後となった。

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