CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-173「ヒッチハイク」(日本)

2023年07月17日 00時38分21秒 | 日本映画
あなたも悔い改める必要がありそうだ
 ハイキングの帰りに山道で迷ってしまった大学生の涼子と茜は、やっとのことでバス停にたどり着くが、バスが来る気配がまったくない。涼子は足を怪我しており、茜の彼氏も迎えに来られないという状況の中、2人はヒッチハイクを試みる。
 山奥でのヒッチハイクは無謀にも思えたが、運良く通りすがった1台のキャンピングカーが、2人を快く受け入れてくれた。
 しかし、カウボーイの格好をしたジョージと名乗る男が運転するその車は、車内に彼の家族も同乗しているものの、どこか異様な雰囲気が漂っていた。(「作品資料」より)


 耳にしたことはなかったが、インターネット掲示板〝2チャンネル〟から話題となった都市伝説をモチーフとしたホラー。

 冒頭、大学生の涼子と茜は山へハイキングに来たが、道に迷ってしまう。

 ようやく道に出たかと思ったら、バスは三時間に一本しか来ない。

 二人は意を決してヒッチハイクをすることにし、運良く一台のキャンピング・カーが止まり、乗せてもらうことに。

 ジョージという名の男が運転し、中にはジョセフィーヌという男の妻、そしてアカと呼ばれる娘がおり、人当たりが良さそうに話すジョージであるが、どこか怪しげな様子を見せる。

 そして、どこからか赤ん坊の泣き声も聞こえてきて。

 涼子と茜がどうなったのかは判らぬまま、今度は健と和也の二人の青年が、ヒッチハイクでキャンピング・カーに乗せてもらう。

 彼らは、ジョージたちが営む羊牧場に連れていかれ、食事をご馳走されるが、そこから思わぬ恐怖を味わうこととなる。

 健は、牧場にいた涼子と共に逃げることにするが、ジョージたちは凶器を持って健たちを追いかけてくる。

 果たして、健と涼子の運命はどうなるのか。

 狂気の殺人一家の話のようであるが、健と涼子の間で時間の感覚のズレがあるようで、もしかすると彼らは現実から別の世界へ入ってしまったのではないかとも思わされる。

 そして、結末はそれを裏付けるようなもので終わることになる。

 狂気を孕んだジョージたち一家の様子が興味深く、確かに怖さも感じたな。

 赤ん坊が気になったが、登場したのは一瞬であった。

 結局、ジョージたちは何モノだったんのだろう。

/5

監督:山田雅史
出演:大蔵空人、中村守里、平野宏周、高鶴桃羽、速水今日子、結城さと花、結城こと乃、安田泰志、細田善彦、川崎麻世
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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