CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-172「先生! 口裂け女です!」(日本)

2023年07月16日 00時23分19秒 | 日本映画
返して、私の原付
 高校生のタケシとF1は、盗んだ原付バイクを不良軍団に売ってお金を稼いでいた。
 ある日、彼らは転校生のアヤカも仲間に加え、寂れたアパートに停めてあるバイクを盗もうとする。そこへ持ち主らしきマスク姿の女が現れたため、3人は慌ててバイクで逃げ出すが、女は人間離れした身体能力で走って追いかけてくる。
 なんとその女の正体は、頬まで口が裂け、100メートルを6秒で走るという都市伝説の口裂け女だった。(「作品資料」より)


 70年代に都市伝説として名を馳せ、映画化もされた〝口裂け女〟

 その口裂け女を新たに現代を舞台にして描いたホラー。

 高校生のタケシとF1、アヤカの三人は、バイクを盗んでは不良たちに売って金を稼いでいた。

 ある日、アパート前に停めてあった原付を盗んだタケシたちは、持ち主であるマスクをした女性に追いかけられる。

 その女性こそ伝説の口裂け女であった。


 口裂け女の話ということで、血みどろホラーを予想していた。

 口裂け女のバイクを高校生たちが盗むということから、タケシたちが執拗に狙われる話だと思っていたな。

 バイクを盗んだタケシたちを走って追いかける口裂け女。

 その走力は、百メートルを六秒で走るというもの。

 対抗するタケシたちであるが、アッサリと捕まってしまう。

 しかし、そこからは予想していた話とは違う方向に走っていったな。

 走力のみならず、戦闘力も高い口裂け女が激しい戦いを見せるというアクションになっている。

 口裂け女ではなく、不良たちから追い詰められることになるタケシたち。

 更に、女子高生の行方不明事件が絡んでくる。

 気風はいいのだが、喧嘩は弱いタケシとその仲間が、ドタバタする姿に笑いを誘われるところもあり、ホラー・コメディの雰囲気もあったな。

 予想外の展開であったが、面白いアクション・ホラーであった。

 クライマックスで登場する口裂け女は、ヒーローのようであったな。

/5

監督:ナカモトユウ
出演:木戸大聖、黒崎レイナ、上野凱、里々佳、和田雅成、島丈明、吉田凛音、市川理矩
   イマムラキョウカ、大熊花名実、遠藤雄斗、工藤孝生、内田奈那、六平直政、大迫茂生、屋敷紘子
於:池袋シネマ・ロサ

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