CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-138「燃ゆる月」(韓国)

2023年06月10日 12時43分33秒 | 韓国映画
一人ぼっちで淋しかったら、吹いてみて
 神が宿る神山のふもとに暮らすメ族とファサン族。メ族は天下を支配しようと戦いを起こすが、神山の災いによって罰せられ、荒野へ追いやられる。
 数百年後。ファサン族のハンとメ族の女族長スの間に、娘のピが生まれる。メ族にとって神山の災いを断つ唯一の方法は、ピの血による“天剣”を手にすること。スは自分の娘を生け贄にしようとするが、ハンはピを奪い、ファサンの村へ。
 ピはファサン族として育てられ、同じ年のタンとジョク、そしてヨンと共に成長していく。(「作品資料」より)


 対立する部族の間で生まれた女性を巡って、戦う者たちの姿を描いたアクション・ラブ・ストーリー。

 メ族とファサン族は対立する部族で、メ族は天下を支配しようとし、神山の怒りを買い、災いによって罰せられる。

 それを解き放つのが、天剣であり、その鍵となるのが、ファサン族とメ族の間に生まれたピ。

 ピを生贄することによって、メ族は災いを解き放たれる。

 ピはファサン族の村へ逃げ込み、タンと恋に落ちるが、族長候補であるジョクもピに想いを寄せており、それが思いも寄らぬ運命を彼女らに招く。

 果たして、生贄とされそうになるピをタンとジョクは回避することが出来るのか。

 時代はよく判らないが、時代劇アクションである。

 メ族が災いを解き放つためにピを生贄にしようとする中、ファサン族の面々はそれを受け入れ、ピを差し出そうとする。

 それを妨げようと暴走するのが、ファサン族の時期族長となるジョク。

 異常なほどにピの執着し、ファサン族の仲間でも戦いに挑むほど。

 そして、ピと愛し合っているタンと、ファサン族の王の血を引くヨンは、ピとジョクの後を追う。

 ピが生贄になるのを防ぐのかというところがメインなのかなと思うのだが、結構事態は混沌としており、ジョクの行動も混乱を引き起こす。

 アクションや、ファンタジー的な要素もある作品であるが、メインとなるのはラブ・ストーリーだったな。

 ピとタンの恋物語の行き着く先が、何とも言えぬものであった。

/5

監督:パク・チェヒョン
出演:キム・ソックン、ソル・ギョング、チェ・ジンシル、キム・ユンジン、イ・ミスク、チョ・ウォニ、イ・ヒョンスン、クォン・ソンドク
於:シネマート新宿

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