CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-058「キングスマン ゴールデン・サークル」(イギリス)

2018年02月28日 00時44分56秒 | イギリス映画
大切なものがあるから生きる価値がある
 ロンドンの高級テーラーの地下に本部を置く、どの国にも属さないスパイ機関“キングスマン”がある日、サイコパス女ポピー率いる世界的麻薬組織“ゴールデン・サークル”の攻撃によって壊滅してしまう。
 残されたのはエグジーとメカ担当のマーリンのみ。そこで2人はアメリカに渡り、同盟組織“ステイツマン”に協力を求める。するとそこで、死んだはずのハリーとも再会するエグジー。
 テキーラ、ウイスキー、シャンパンらステイツマンのアメリカン・スタイルに戸惑いつつも、ゴールデン・サークルの恐るべき陰謀を阻止すべく決死の戦いに臨むエグジーだったが。(「allcinema」より)


 高級スーツに身を包みながら激しい立ち回りで事件を解決するスパイ機関の活躍を描いた「キングスマン」の続編。

 前作で選考試験に合格し、キングスマンの一員となったエグジー。

 しかし、世界制覇を目指す、ミス・ポピー率いるゴールデン・サークルによってキングスマンは壊滅し、生き残ったエグジーとマーリンはアメリカの同盟組織、ステイツマンの力を借り、ミス・ポピーの野望阻止のために動き出す。

 
 冒頭からカー・アクション、車内でのアクションを見せ、その後も激しくも華麗なアクションを見せてくれる。

 ストップ・モーションやスロー・モーションを多用してのアクション・シーンは見応えあったな。


 ミサイル攻撃に遭い、壊滅したキングスマン。
 アメリカに渡り、ステイツマンの協力を仰ぐが、そこに前作で死んだはずのハリーがいる。

 ことの顛末は明かされるが、かなり現実越えした話だったな。

 しかし、そのお陰で、ハリーとエグジーが一緒に戦うことができる。

 華麗なアクションとハイテンションな展開で楽しめる作品であるが、世界壊滅の危機の割りに、サスペンスフルな緊迫感は弱めになっていたかな。

 結構残酷なシーンもあるが、ハイテンションさで緩和しているような感じだった。

 
 前作ではハリーが途中退場したが、本作も結構途中退場する人物が何人か。
 さすがに次作で復活するということは難しい退場だったな。

 前作の最後にエグジーが助け出した王女。
 ちゃんとその後は恋人として付き合っており、本作でもしっかりと登場している。これは意外だったかな。


 シリアスさには遠いスパイ・アクションであったが、華麗でスピーディなアクションと、アッと驚くスパイ・グッズなど、エンターテインメントとして充分楽しめる一本だった。

 
 最後にエグジーがこうなったら、続編ってあるのかな。

/5

監督:マシュー・ヴォーン
出演:コリン・ファース、タロン・エガートン、ジュリアン・ムーア、マーク・ストロング、ハル・ベリー
    エルトン・ジョン、チャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス、ペドロ・パスカル、エドワード・ホルクロフト
於:シネマサンシャイン池袋

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 18-057「タイム・トラップ」... | トップ | 18-059「悪魔の奴隷」(イン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

イギリス映画」カテゴリの最新記事