CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-277「AI探偵」(日本)

2019年11月12日 00時50分35秒 | 日本映画
オレは頭脳派であって肉体派じゃない
 鍵山公彦は探偵事務所を営んでいた父親が失踪したことを知り、留学先の米国から帰国するが、その足取りは全く掴めない。
 そんななか、父の雇い主で、自称・公彦のライバルである大手探偵社の跡継ぎ・志威志からの依頼を契約上断れず、ある事件を捜査する羽目に。
 公彦は父親が残したと思われる謎のツンデレAIと共に、ネットを駆使しながら事件を解決しようと乗り出すが、その先には様々なアクシデント)が待ち受けていた。(「作品資料」より)


 父親が失踪したことを知り、留学先のアメリカから帰国した公彦。

 とりあえず父親が見つかるまで、父親が経営していた探偵事務所に寝泊りすることにするが、そこで父親が残したと思われるAIを見つける。

 そして公彦の知り合いで、大手探偵事務所の跡継ぎ、志威志から仕事を半ば強制的に依頼され、AIと共に捜査をする羽目になる。

 そんな公彦とAIの探偵行を描いた話であり、変則的なバディものとなっている。

 一応幾つか依頼もあり、それを解決したような様相も見せる。

 とはいえ、ほとんど体を動かさず、室内での推理で何となく解決したという感じ。

 AIがもっと活躍するのかとも思ったが、意外とおとなしかったな。

 
 ため口モードに設定されたAIと公彦とのやり取りにはクスリとさせられるところはあった。

 依頼人もちょっと癖のある人物が登場している。

 
 そんな依頼の中で、父親を捜すことにもなるのかと思ったが、父親に関わるのはラストの方ばかり。

 エピソードで分けられた展開になっており、何かTV的な雰囲気もあったが、実際はどうなんだろう。

 父親を見つけるということが目的なら、正直まだまだ話は続くということなんだろうな。

 もうちょっとAIと公彦のやり取りを見たかったかなという印象。

 推理もどっちつかずの、本当に推測であったな。

/5

監督:千葉誠治
出演:荒牧慶彦、溝口琢矢、石原壮馬、大平峻也、滝口幸広、廣瀬裕一郎
   友松栄、道井良樹、安保匠、荻窪えき、村田学、土屋雄、伊達香苗、白石れい
声の出演:堀内賢雄
於:シネ・リーブル池袋

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