CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-316「犯罪都市 PUNISHMENT」(韓国)

2024年10月16日 00時34分21秒 | 韓国映画

携帯を替えると、同期が駆けつけてくるんだ

 新種合成麻薬事件から3年後の2018年。怪物刑事マ・ソクトとソウル広域捜査隊は、デリバリーアプリを悪用した麻薬密売事件の捜査を進めるなかで、手配中のアプリ開発者が謎の死を遂げた事件の背後に国際IT犯罪組織の存在を突き止める。

 組織のリーダーは殺人すらいとわずに韓国の違法オンラインカジノ市場を掌握した元傭兵ペク・チャンギで、残忍な殺傷行為によって特殊部隊を解雇された経歴を持つ恐ろしい男だった。

 組織のオーナーである「ITの天才」チャン・ドンチョルが韓国で史上最大規模のIT犯罪を企てていることを知ったマ刑事は、オンラインカジノ事業の経験を持つチャン・イスに協力を依頼し、広域捜査隊やサイバー捜査隊と新たなチームを結成して捜査に乗り出す。(「作品資料」より)

 

 「犯罪都市 NO WAY OUT」に続くシリーズ第4弾。

 ソウル広域捜査隊に属する刑事、マ・ソクトが今度はデリバリーアプリを使用したIT犯罪に挑む。

 組織のリーダー、チャン・ドンチョルはITを駆使した犯罪で大金を手にしようとする。

 その配下にいるペク・チャンギは殺しも厭わぬ狂気の人物。

 超アナログ人間のソクトがIT犯罪に挑むが、やはり感覚はズレていて、それ故にユーモラスな雰囲気を醸し出す。

 前作のラスト・シーンは本作半ばのシーンだったようで、かつてオンラインカジノ事業の経験を持つチャン・イスに半ば強引に協力させる。

 この関係がまた笑いを引き起こす。

 もちろん強力なパンチを持つソクトのアクション・シーンも随所に織り込まれる。

 IT犯罪の摘発にITで対抗しようとするソクトたちであるが、やはり最後はソクトのワンパンでの解決となっていくんだな。

 ユーモアを交えた展開で、最後はスッキリとさせる展開。

 本作も面白いバイオレンス・アクションであった。

/5

監督:ホ・ミョンヘン

出演:マ・ドンソク、キム・ムヨル、イ・ドンフィ、パク・ジファン、イ・ボムス、キム・ミンジェ、イ・ジフン、キム・ドゴン、キム・ジフン、ヒョン・ボンシク、イ・ジュビン、キム・シンビ

於:グランドシネマサンシャイン池袋


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