CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-015「ズーム 見えない参加者」(イギリス)

2021年01月23日 11時29分58秒 | イギリス映画
ごめんなさい、宅配便が届いた
 ロックダウン中も週に1度はZoomで飲み会を開く男女6人の仲良しグループ。
 ある日、その中の一人が霊媒師をゲストに招き、みんなで“Zoom交霊会”なるものを始めることに。最初は軽いノリだったが、交霊の儀式を進めていくうちに、それぞれの部屋で不可解な現象が起こり始める。
 霊媒師が慌てて除霊を試みようとするのだったが。(「allcinema」より)


 WEB会議ツール、Zoomを題材としたホラー。

 6人の男女が、Zoomで降霊会を行うが、そこで思いも寄らぬ恐怖に直面する様が描かれる。

 コロナ禍によるロックダウンのイギリスが舞台。

 コロナ禍以降に製作され、リモート映像による恐怖を描いているということで、「真・鮫島事件」と似ている感じであったな。

 こちらは全編Zoomの映像によって撮影されている。

 リモート映像というのは、ホラーには合っているのかもなという印象。
 
 画面が限定されており、近付きつつある恐怖を煽る感じもあるし、P.O.V.に近い映像でもある。

 画質も良くないので、何かしらが映っているかもしれないというようにも見せられる。

 最初は、冗談半分で降霊会を始める面々であるが、不可解な現象が起こり始めると、徐々にヒステリックになっていくところは、ホラーとして常套。

 最初は、本当に霊の仕業かハッキリしない、些細なことが起こるのだが、どんどんあからさまな現象が起こる。

 そんな中で、参加者が大騒ぎするシーンが映し出される。

 参加者が泣き叫ぶことによって、恐怖が迫っているのを表し、恐怖感を募らせている。

 突然、何かが起こるということで驚かせるシーンも多かったが、それなりに緊迫感のあるホラーではあったな。


 本編の後に、メイキング映像のようなリハーサル映像があったが、こちらは今一つよく判らず、必要なかったかなという印象であった。

/5

 もしかしたら、参加者の誰かが、誰かをはめるために悪戯を施したのかなという気もしたが、さすがにここまでは出来ないかというシーンになっていく。

監督:ロブ・サヴェッジ
出演:ヘイリー・ビショップ、ジェマ・ムーア、エマ・ルイーズ・ウェッブ
   ラディーナ・ドランドヴァ、キャロライン・ウォード、エドワード・リナード
於:新宿ピカデリー

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 21-014「アースフォール J... | トップ | 21-016「アーカイヴ」(イギ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

イギリス映画」カテゴリの最新記事