CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-284「チルドレン・オブ・ザ・コーン3 都会の収穫」(アメリカ)

2024年09月17日 00時39分05秒 | アメリカ映画

畑の上を異教徒が歩けば、彼らは破滅する

 田舎町のガトリンにある広大なトウモロコシ畑の主である父を惨殺したイーライ。彼は何も知らない兄ジョシュアとともに、シカゴの里親のもとに引き取られる。

 ジョシュアは次第に周囲と打ち解けていくが、イーライはただひとり、トウモロコシ畑を作り始める。

 そして、そこに棲む何ものかに操られるように、いつしか周囲の子どもたちにとって教祖のような存在になっていく。(「作品資料」より)

 

 スティーヴン・キングの短編小説を原作としたホラー・シリーズ、「チルドレン・オブ・ザ・コーン2 最後のいけにえ」に続く第3弾。

 1994年製作、日本でも1995年に公開されたが、未見。

 未公開だった1作目の4K版の公開に合わせて、邦題を変更してのリバイバル公開。

 ガトリンに住んでいたジョシュアとイーライの兄弟は、シカゴに住む夫婦の元に養子として引き取られる。

 弟であるイーライは、ガトリンで父親を殺しており、すでに何かしらの力を持っているよう。

 シカゴで義父母や学校の友人たちと慣れ親しんでいくジョシュアに対し、イーライは怪しげな様子を見せ、義母は恐怖を抱いていく。

 そしてイーライは、家の隣にある廃工場にガトリンから持参したトウモロコシを植え、それは瞬く間に大きくなっていく。

 やがてイーライは子供たちの教祖となって、大人たちを惨殺していく。

 展開としては、前2作と変わらない感じであったが、舞台が都会のシカゴに移っている。

 子供教祖として学校の子供たちを扇動していくイーライ。

 弟として可愛がっていたジョシュアもイーライの正体を知り、彼を止めるため、学校の仲間たちを救うため奮闘する。

 今回は〝畝の後ろを歩く者〟が姿を現わし、最後に大暴れする。

 残虐シーンもあるが、話の展開としては興味深いホラーである。

 ちなみにシャーリーズ・セロンの映画初出演作らしい。

 イーライの信者の1人に扮しているのだが、台詞は無し。

 その顔が1度映し出されたかな。

/5

監督:ジェームズ・ヒコックス

出演:ロン・メレンデス、ダニエル・キャニー、マイケル・エンサイン、ジム・メッツラー、ダニエル・チェルニー、ナンシー・グラーン、シャーリーズ・セロン

於:シネマート新宿


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