CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-210「約束のネバーランド」(日本)

2020年12月31日 09時48分48秒 | 日本映画
幸せに暮らすには、諦めること
 楽園のように平和で美しい孤児院“グレイス=フィールドハウス”。ママと呼ばれ孤児たちみんなから慕われているイザベラのもと、誰もが家族のように幸せに暮らしていた。
 そんなある日、天真爛漫で身体能力に優れたエマと頭脳明晰なノーマンは、ひょんなことから施設の恐るべき秘密を知ってしまう。
 2人は冷静沈着で物知りなレイに全てを伝え、協力して一緒に脱獄するための計画を練り始めるのだったが。(「allcinema」より)


 週刊少年ジャンプに連載されていた人気コミックを実写映画化した作品。

 原作は読んだことなかったし、あまつさえ、その存在も知らなかったな。


 ママと呼ばれるイザベラの下、グレイス=フィールドハウスという孤児院で幸せに暮らす少年少女たち。

 里親が見つかると、そこを旅立っていく。

 しかし、エマとノーマンは、ある日旅立っていった少女の行き着く運命を知り、孤児院の本当の目的、正体を知ることになる。

 犠牲者の運命を知った時、孤児院の子供たちの行く末が判り、本作はファンタジーであるんだなということも判る。

 そこからは、レイを加えた3人で、幼い子供たちも含めた皆の脱走計画を練り始め、その過程と結末を描いていく。

 そんな中、イザベラは脱走計画を見抜いているような様子を見せ、更に孤児院の本部からは、イザベラの補佐役としてシスター・クローネも送られてくる。

 クローネも何か腹に一物抱えている感じである。

 イザベラはもしかするとエマたちの脱走計画を知り、子供たちの運命を考え、実は助けているんではないかと思われる節もある。

 しかし、エマに対して行った仕打ちを見ると、そうでもなかったのかなという感じ。

 クローネもインパクトあるキャラであったが、イザベラも冷徹さを見せる印象深いキャラであったな。

 果たして、エマたちは脱走に成功するのか。
 エマの身に起こったことからすると、かなり成功率は厳しそうな感じではあったが。

 一応、本作で話はまとまるのだが、ある人物たちの辿る運命の描き方を見ると、何となく続編も作れそうだと感じたな。

/5 

監督:平川雄一朗
出演:浜辺美波、城桧吏、板垣李光人、渡辺直美、北川景子
於:TOHOシネマズ新宿

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 20-209「恐怖ノ黒電波」(ト... | トップ | 20-211「ベター・ウォッチ・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事