CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-144「キング・オブ・ギャングスター」(イギリス)

2018年07月01日 00時18分39秒 | イギリス映画
肺が血みどろになるまで
 2年前に殺された親友の死からいまだ立ち直れず、ドラッグに溺れるカールトン・リーチ。
 しかし危うく死にかけたのを機に、体を鍛え直し、再び立ち上がるリーチだったが。(「allcinema」より)


 イギリスの伝説のギャング、カールトン・リーチの半生を描いたバイオレンス・ドラマ。

 2007年に製作された「UKギャングスター イギリスで最も恐れられた男」の続編らしいが、1作目は劇場未公開ということで未見。

 話としては前作からの続きということになっている模様。

 ギャングとして頭角を現していたカールトンであるが、仲間が殺され、失意の日々を送っている。

 クスリに手を出し、理不尽に暴力的。妻からも愛想を尽かされてしまう始末。

 荒んだ日々を送っていたが、クスリの影響で死にかけたのを機に、再び立ち上がる。

 様々な仕事をこなしながら、再び頭角を現すカールトンであるが、大きな組織から目を付けられ、死の危険に迫られることになる。

 
 カールトンは組織に属しているわけでもなく、わずかな仲間たちと共に、借金の回収などの仕事をしながら、存在感を出していく様子。

 スーツで決めているわけでもなく、ラフな感じ。

 どうやら、元々はフーリガンで、そこからギャングとしてのし上がっていったようである。

 仲間を殺した犯人はまだ捕まっていないようで、最終的にはその犯人と対峙するのかなと思ったが、そこまでは至らなかったよう。

 仕事を順調にこなしていく中で、どのような危機が迫ってくるのか気になり、緊張感のある展開ではあったな。

 クライマックスはカールトンの命を狙う、大きな組織との対決という感じであったが、そこは意外と現実的な展開、決着であったな。

 この後、更に続編もあるらしく、本作ではハッキリした結末というところまでは描かれなかったかなという印象だった。

/5

監督:リッチ・ハーネット
出演:リッチ・ハーネット、スティーヴン・バーコフ、ルーク・マブリー、コラリー・ローズ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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