CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-015「ザ・ビーチ」(アメリカ)

2022年01月22日 11時16分04秒 | アメリカ映画
卵の腐った匂いだ
 人里離れたビーチへ休暇を過ごしにやって来たカップルと夫婦。
 楽しい時間を満喫する彼らだったが、辺り一帯を深い霧が包み込む。海岸には気味の悪い生物が打ち上げられ、人々は正気を失って肉体も変容、無線からは謎のメッセージが聞こえてくる。
 不可解な出来事が相次ぐ中、彼らは自分たちが何かに寄生されていることに気づく。(「作品資料」より)


 ビーチの別荘へやって来た若きカップルと熟年の夫婦。
 共に楽しい時間を過ごすのだが、奇妙な霧に包まれ、やがて体に異変が起こる。

 何が起こっているのか判らぬままに、迫り来る恐怖に逃げ惑う姿を描いたサスペンス・ホラー。

 怪しい霧が世界を包み、気分を悪くするエミリーたち4人。

 やがて、一人ひとりに異変が起こり、変容していく。

 海から何かが侵入してきている雰囲気はあるが、ハッキリとそれが何かは判らない。

 エミリーは海洋生物学も勤しんでいるようなので、彼女が何かを解き明かすのかと思ったが、そうでもなかったな。

 その姿をハッキリ映し出さず、更に何かもハッキリせぬまま、その恐怖から逃げ惑うエミリーたち。

 ターナー夫人や恋人であるランドールの変容ぶりから何かに寄生されたのではないかと予測される。

 体が支配されたと思しき時の姿は、どことなく他のホラーでも見たことのあるような姿だったな。

 閑散とした海辺のビーチハウスで、エミリーとランドール、そしてターナー夫婦の身に起きたことで、実際限定的なことなのか、他の場所、世界もそのような状況に陥っているのか判然としなかったな。

 奇妙で不気味な雰囲気は充分であったが、スッキリしない部分も多かったかな。

 未知の寄生生物に寄生されてしまったようではあるが、観ているだけではハッキリしないので、理解よりも何とも言えない不気味な雰囲気を味わうホラーであったかな。

/5

監督:ジェフリー・A・ブラウン
出演:リアナ・リベラト、ノア・ル・グロス、ジェイク・ウェバー
   マリアン・ナゲル、マイケル・ブラムフィールド
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 22-014「超 西遊記」(中国) | トップ | 22-016「異物 完全版」(日本) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事