CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-014「超 西遊記」(中国)

2022年01月21日 23時33分55秒 | 中国映画
彼のために犠牲が必要か
 天と地が別れた後、孔雀王は妖族を率いて神や仏と戦い、下界は荒れ果ててしまった。
 神と仏は乱世を収めるため孔雀王を封じ込め、経典を求める三蔵法師一行を西へと向かわせる。孔雀王は不思議な力を持つ三蔵法師の錫杖を奪って妖族を解放しようと考え、謀略を巡らす。
 旅を続ける三蔵法師と孫悟空たちの前に、もう1人の孫悟空が出現。
 2人の孫悟空が戦いを繰り広げる中、彼らの前に最強の敵が現れる。(「作品資料」より)


 中国では、ここ数年何作も製作され、日本でも公開されている「西遊記」をモチーフとした作品。

 本作も「西遊記」を基にした作品であり、二人の孫悟空が激突するという話。

 原作でも二人の孫悟空激突の話はあるようである。

 妖族を率い、神や仏と争い、封じ込められてしまった孔雀王が、妖族の六耳を、彼が愛する紫藤の命を助けることと引き換えに、孫悟空に化けて三蔵法師の持つ錫杖を奪わせようとする。

 なりすますというわけではなく、完全に自分は孫悟空だと思い込んでおり、その姿も瓜二つ。
 そんな六耳が三蔵法師一行の前に現れ、自分が孫悟空だと主張し、本物の孫悟空と闘うことになる。

 そこからは、どちらが本物の孫悟空か見分けがつかなくなり、最後の最後まで判らない。

 そんな中、錫杖を奪い、妖族を解放して、三界を手中に治めようとする者が現れる。

 孫悟空同士の対決という設定も面白く、CGを駆使した世界観、更にアクション・シーンなどは、いかにも中国ファンタジー・アクションという感じで、楽しめた。

 孫悟空同氏の対決の顛末もさることながら、最後には大物との対決も待っている。

 六耳と紫藤の運命は、もの悲しいものがあったな。

/5

監督:ルオ・ロー
出演:ドゥー・イーフン、フー・リンシー、グー・シャンウェイ、スン・ツォン
   ホー・ガン、ジン・チャオチャオ、ロン・ヤンヤン、ジャオ・ジー
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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