CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-099「太陽は動かない」(日本)

2021年09月04日 22時24分53秒 | 日本映画
一日だけ生きられればいい、それが続いていく
  “AN通信”は表向きは小さなニュース配信会社だが、その実態は、違法に入手した機密情報を売買する産業スパイ組織。
 鷹野と相棒の田岡は、そんなAN通信で働く敏腕エージェント・コンビ。2人の心臓には24時間ごとにリセットされる小型爆弾が埋め込まれており、ミッションをクリアできなければ爆死するという、死の恐怖が常に付きまとっていた。
 そんな中、全人類の未来を決める次世代エネルギーの極秘情報を巡って、世界各国のエージェントたちと命がけの争奪戦に挑む2人だったが。(「allcinema」より)


 産業スパイ組織〝AN通信〟のエージェントとして働く鷹野と田岡。
 エージェントは24時間ごとに連絡をしなければ、裏切りと見なされ、心臓に埋め込まれた爆弾が爆発して死に至る。

 そんな状況下で、命がけのミッションを遂行しようとする二人の戦いを描いたサスペンス・アクション。

 冒頭、拉致された仲間を救出しようとする鷹野と田岡の姿が描かれ、激しいアクションが展開される。

 その後、二人は未来を決める次世代エネルギーの争奪戦に挑むことになる。

 その争奪戦には他国のスパイも動いており、AYAKOと名乗る国籍不明の美女やデイビッド・キムという謎の男も参画してくる。

 この二人は、果たして敵なのか味方なのか、定かでないような立ち位置で鷹野と田岡に絡んでくる。

 24時間ごとに連絡を入れなければ心臓の爆弾が爆破してしまうというギリギリの状況で常にミッションに挑む。
 やはりいつ死んでもおかしくないという状態に葛藤するというシーンもある。

 更に、鷹野がまだ学生の頃、AN通信のエージェントになるまでの話も同時に描かれ、鷹野という男の背景にあるものを映し出している。

 世界を股にかけた活躍、そして爆弾爆破までのタイムリミットものとして面白かったが、ちょっと事件の内容、展開は掴み辛い部分もあったかな。
 次世代エネルギーよりも、二人の命がどうなるのかという方が気になったな。

 エンドロールでは、本編になかった映像が多々映し出される。
 どうやら、ドラマもあったようで、本作の前日譚になっていたのかな。

 本作だけでも、楽しめる作品ではある。

/5

監督:羽住英一郎
出演:藤原竜也、竹内涼真、ハン・ヒョジュ、ピョン・ヨハン
   市原隼人、南沙良、日向亘、加藤清史郎、横田栄司、翁華栄
   八木アリサ、勝野洋、宮崎美子、鶴見辰吾、佐藤浩市
於:新宿ピカデリー

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 21-098「ドリームランド」(... | トップ | 21-100「デッドロック」(ド... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事