CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-187「違国日記」(日本)

2024年06月25日 00時17分00秒 | 日本映画
たらいってどう書くんだっけ

 大嫌いだった姉を亡くした35歳の小説家・高代槙生は、姉の娘である15歳の田汲朝に無神経な言葉を吐く親族たちの態度に我慢ならず、朝を引き取ることに。他人と一緒に暮らすことに戸惑う不器用な槙生を、親友の醍醐奈々や元恋人の笠町信吾が支えていく。

 対照的な性格の槙生と朝は、なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに、家族とも異なるかけがえのない関係を築いていく。(「作品資料」より)


 人気コミックを実写映画化したヒューマン・ドラマ。

 15歳の田汲朝は両親を事故で亡くしてしまう。

 引き取り手のいない朝に対し、朝の母親の妹である高代槙生が半ば勢いで引き取ると宣言する。

 槙生は姉のことが大嫌いで、交流もなく、朝ともほとんど初対面だったが、そんな2人が一緒に暮らしていくことになる。

 作家の槙生は人付き合いが苦手だが、朝は天真爛漫。

 性格の違う2人は、最初はぎこちなかったが、過ごしていくうちにお互いを理解し、やがて自分自身も変わっていくよう。

 こういう設定だと、もっとぶつかり合う展開になるのかなと思ったが、お互い少し遠慮しているのか、それ程ぶつからなかったな。

 意外と楽しそうに暮らす朝であるが、心に秘めていることはありそうだったな。

 人付き合いが苦手な槙生は、朝に対してかなりシニカルな言葉も発したりする。

 母親だったら、言いそうにないことだな。

 そんな槙生の言動を見聞きして、朝の心も変わったりしたのかな。

 槙生も朝と向き合うことで、変わっていったようである。

 亡くなっても姉のことは絶対許さないと言っていた槙生であるが、その気持ちも変わったのかな。

 ある意味、年の差はあれど、友人とのルームシェアのような生活をすることになった槙生と朝。

 少し変わっていく2人の様子が興味深い話であった。

/5

監督:瀬田なつき

出演:新垣結衣、早瀬憩、夏帆、小宮山莉渚、中村優子、伊礼姫奈、滝澤エリカ、染谷将太、銀粉蝶、瀬戸康史

於:シネ・リーブル池袋

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