金がなくなれば、盗めばいい
ニューヨークの下町ブルックリンで生まれたヘンリーは、幼い頃からマフィアに憧れて育つ。地元を牛耳るポーリーの下で働き始めた彼は、兄貴分のジミーや野心旺盛なトミーらと犯罪を重ね、組織内での地位を高めていく。
そして1978年、一味はケネディ国際空港を襲撃し、600万ドルの強奪に成功。
FBIの捜査の手が迫る中、ジミーらは口封じのため事件の関係者を次々と殺害していく。(「作品資料」より)
1990年製作、同年日本公開されたマフィア映画。
初公開時にも鑑賞したが、今回「アンタッチャブル」と同じく〝ギャング映画特集〟でリバイバル公開されたものを鑑賞。
レイ・リオッタの出世作ということくらいしか憶えていなかったかな。
ブルックリンで生まれたヘンリーはギャングに憧れ、13歳から地元のボス、ポーリーの下で働き始め、やがてジミーやトミーと手を組み、犯罪を重ねていく。
それによって贅沢な暮らしをするヘンリーであり、栄華を極めたような日々を送る。
もちろんそんな日々は最後まで続くわけもなく、最後は危機的状況に陥る。
どうやら実話を基に作られた作品のようである。
お互いの家族も大事にし、絆が強そうな仲間たちであったが、ある事件から口封じのためにジミーがその仲間たちを殺していく。
やがてヘンリーも身の危険を感じ始める。
果たして、ヘンリーの運命はどうなるのか。
1人のギャングの盛衰を描く話はオーソドックスではあるが、その展開には惹き込まれる作品だった。
飛行機に積載されていた現金を強奪する計画に集められたメンバーの中に、サミュエル・L・ジャクソンがいたな。
「パルプ・フィクション」より10年近く前で、演技もおとなしく、しかもわずかの時間で退場してしまう役だったな。
/5
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ、レイ・リオッタ、ジョー・ペシ、ロレイン・ブラッコ、ポール・ソルビノ、サミュエル・L・ジャクソン
於:グランドシネマサンシャイン池袋
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