CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-304「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」(中国・日本)

2019年12月08日 18時03分22秒 | 中国映画
北の空に白鳥座が昇る、あきらめが悪いと
 “ヒマラヤの鬼”と呼ばれるジアン隊長率いるチーム・ウィングスはヒマラヤで活動する精鋭の救助隊。
 ある日、インドの特別捜査官と名乗る男たちから、エベレストに墜落した飛行機から重要な機密文書を回収してほしいとの依頼が舞い込む。場所は、山頂付近の極端に空気の薄いデス・ゾーンと呼ばれる危険なエリアだった。
 それでもジアンは、エベレストで遭難した恋人の遺体の捜索を目的に加入した新人シャオタイズや、若いけれど腕のいい救助ヘリパイロット、ハン・ミンシャンら個性的な精鋭メンバーを率いて過酷なミッションへと臨むのだったが。(「allcinema」より)


 エベレストに墜落した飛行機の中にある機密文書回収のミッションを負った救助隊の運命を描いたアクション・アドベンチャー。

 中国、日本合作で役所広司も出演ということで、字幕版か吹替版のどちらで鑑賞すべきか迷ってしまったが、すぐに吹替版は終了。
 基本的には中国資本の方がメインのようなので字幕版で鑑賞。

 役所広司もジアン・ユエシュンという役柄で日本人ではないよう。
 日本語は話さず、中国語と英語のみ。
 こちらは吹替だったのかな。

 民間救助隊の隊長ということでかなり体を張ったシーンが満載。

 迫り来る雪崩の中に取り残された隊員を助けるため自らダイブしたり、エベレスト登頂途中での氷壁へのジャンプや最後にはガチンコの肉弾対決を見せたりする。


 民間救助隊であるチーム・ウィングスは、インドの特別捜査官からエベレストで墜落した輸送機の中にあった機密文書の回収を依頼される。

 怪しさはあったが、救助隊の経営も困難を究めており、高額報酬もあって依頼を引き受けることにする。

 しかし、やはりその依頼の裏にはある秘密が隠されており、更に裏切りもあって、ジアンたちは命の危険に晒されることとなる。

 機密文書を巡って命を賭けた登山やアクションを見せると共に、新入りであるシャオタイズへのジアンの配慮が描かれる。

 シャオタイズはかつてエベレストで遭難した恋人の遺体を見つけるため救助隊に参加しており、心のどこかで迷いを持っているよう。

 そんなシャオタイズを見守るジアンも山で娘を亡くした過去を持っており、どこかシャオタイズに娘の面影を見ているよう。

 果たしてそんな状況でジアンたちは危険から逃れ、生き延びることが出来るのか。

 世界最高峰のエベレストの脅威と、機密文書にまつわる危機を合わせており、先の展開が気になる作品であった。

 行き着く先は切ない雰囲気を醸し出していたが、ちょっと綺麗過ぎた感もあったかな。

/5

監督:ユー・フェイ
出演:役所広司、チャン・ジンチュー、リン・ボーホン、ビクター・ウェブスター
   ノア・ダンビー、グラハム・シールズ、ババック・ハーキー、プブツニン
於:TOHOシネマズ新宿

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 19-303「恐怖人形」(日本) | トップ | 19-305「ルパン三世 THE... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中国映画」カテゴリの最新記事