CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-226「タイガーハンター 水滸外伝」(中国)

2020年12月31日 21時21分19秒 | 中国映画
酒、風呂、喧嘩は三大幸福
 宋の時代。北方に建国された金と遼が覇権争いを繰り広げるなか、金の皇子が宋の皇帝から賜った軍の指揮権の諭旨をめぐり、遼の追手が襲いかかる。
 偶然その場に通りかかった無頼漢の武松は、瀕死の金の皇子から諭旨を託される。だが金へ向かう途中の地・景陽岡は、人食い虎が現われることで人々から恐れられていた。
 景陽岡にさしかかると、武松は遼の追手と人食い虎に挟まれてしまい。(「KINENOTE」より)


 宋の時代を舞台として、金と遼の覇権争いに図らずも巻き込まれることとなった男、武松の闘いを描いた歴史アクション。

 金の皇子が宋の皇帝より賜った軍の指揮権の論旨を遼の者たちが奪おうと試みる。

 そこに偶然通りかった武松は、遼の追手の者たちを倒し、論旨を金の者へ渡すことを頼まれる。

 こうして、武松は金と遼の覇権争いに巻き込まれることとなる。

 金と遼との覇権争いと共に、その辺りには人食い虎も現れ、通りかかる人々を惨殺する。

 そんな虎とも対峙することとなる武松。

 武松は無類の酒好きで、酒を煽りながら相手と闘う。
 言葉では出てこなかったが、酔拳ということだな。

 そして、武松が論旨を届けることになる酒場の主人の妻、三娘。
 実は金の密使でもある彼女。

 得体の知れぬ武松を最初は警戒していた三娘であったが、徐々にお互い惹かれ合っていく。

 一人の流れ者が二つの対立の中で、手を貸すという展開。
 そして、その流れ者と女密使との色恋。

 王道的な展開ではあったが、武松の百人を相手にする闘いなど、見応えあるアクション・シーンは多かったな。

 先行きの気になる話でもある。

 人食い虎にまつわる展開は、敵となる遼の皇子が、別の虎を連れてきたことで、何となく計れる展開にはなったかな。

/5

監督:チャンネル・チョイ
出演:ユエン・フーフー、リュー・ユウ、ツァン・ヤキ、ジェシー
於:シネマート新宿

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