CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-079「トゥームレイダー ファースト・ミッション」(アメリカ)

2018年03月29日 23時45分40秒 | アメリカ映画
キツネは隠れ、皆は追う
 ロンドンでごく普通の女子大生として暮らしていたララ・クロフトだったが、謎の死を遂げた資産家で冒険家の父が遺したビデオメッセージを発見し、その遺志を継いでトレジャー・ハンターとなり最初のミッションに挑むことを決意する。
 それは、日本のどこかにあるという神話上の絶海の孤島に隠された幻の秘宝を封印するというもの。その秘宝には世界を滅ぼす邪悪な力が秘められていて、危険な秘密組織トリニティがその悪用を企んでいるというのだった。
 こうして一人旅立ったララは、香港でルー・レンという男を見つけ出すと、彼を相棒に幻の秘宝を求めて過酷な大冒険へと繰り出すのだったが。(「allcinema」より)


 人気ゲームシリーズを実写映画化したアクション・アドベンチャー。

 以前、アンジェリーナ・ジョリー主演でも映画化されており、リブート版というところか。

 トレジャー・ハンターである主役のララ・クロフト。
 本作では最初特に何をするでもない女性であったが、7年前に失踪した父親が残した秘密を見つけ、その父親を見つけるために絶海の孤島へと向かい、最初のお宝探しをすることになる顛末を描いている。


 ララが見つけ出そうとするのが、邪馬台国の卑弥呼が葬られていると言われている墓。
 そこには世界を滅ぼす秘密があると、父親は残している。

 日本の話が一つの要素になっているんだなと思ったが、実際ララがそこへたどり着くために向かうのが、中国、香港。
 更にたどり着いた島もどこか判らず、日本感はゼロだったな。

 その島では、墓を見つけ出そうとする組織に雇われた男と対決することになる。


 本作のララは、落ちて、落ちて、叩きつけられ、そして屈強な男とガチ対決と、結構体を痛めつけてられていたな。

 一応、格闘技を習っているという設定ではあったが、ちょっと演じるアリシア・ヴィキャンデルの線が細い感じで、そのあたりの強さを感じさせるものは少なかった。

 その分、聡明さを感じさせるものはあったな。

 ララを孤島へと連れてくる、ダニエル・ウー演じるルー・レン。
 もっと活躍するのかと思ったが、それ程でもなかったな。

 
 果たして、墓に隠されたものは何なのか。神秘的な展開になるのかなと興味深かったが、意外と現実的に納得できるような秘密であった。

 墓に仕掛けられた罠に、それを解き明かしていくララ。そして激しいアクションと、楽しめるエンターテインメント。

 最後は、続編ありきの結末であったが、続編は作られるのかな。

/5

監督:ローアル・ユートハウグ
出演:アリシア・ヴィキャンデル、ドミニク・ウェスト、ウォルトン・ゴギンズ、ダニエル・ウー
    クリスティン・スコット・トーマス、ハナ・ジョン=カーメン、デレク・ジャコビ
於:シネマサンシャイン池袋

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