CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-073「ファースト・マン」(アメリカ)

2019年03月24日 19時30分27秒 | アメリカ映画
人類にとっては大きな飛躍だ
 1961年、空軍でテストパイロットを務めるニール・アームストロングだったが、幼い娘を病で亡くす。寡黙な彼は、悲しみに暮れる妻ジャネットの前でも感情を表に出すことはなかった。
 しかし悲しみから逃れるべくNASAのジェミニ計画の宇宙飛行士に応募し、みごと採用される。それは、宇宙開発競争でソ連に後れをとっていたアメリカが、人類未踏の月を目指すために欠かせない技術を確立するための計画だった。
 宇宙飛行士たちに課されるいくつもの過酷な訓練をこなしていく中で、エリオット・シーやエド・ホワイトら飛行士仲間との間に確かな絆が結ばれていくニールだったが。(「allcinema」より)


 人類で初めて月に降り立った、ニール・アームストロングの半生を描いた伝記ドラマ。

 空軍でテストパイロットをしていたニールは、NASAのジェミニ計画の宇宙飛行士に応募し、合格する。

 ジェミニ計画というのは、人類を月に送り出すアポロ計画の訓練のために生まれた計画らしい。

 そこで訓練を受けたニールは、ついにアポロ11号の船長となり、人類初の月面歩行者となる。

 
 約50年前の出来事。

 現代の最先端技術に比べ、当時はまだそれ程技術も進んでいない模様。

 どれだけ再現しているのかは判らないが、ロケットも今にも分解してしまうのではと思うようなシーンも多かったな。

 そして、危険なミッションであり、事故によって何人もが命を落としてしまう。

 最終的にアポロ11号に乗って月を目指すニールであるが、それも危険なミッション。

 必ずしも生きて帰れるかは判らないもの。

 とは言え、実際には成功しているのだから、それ程緊張することもなく観られたかな。

 実際月への行程に関しては、展開としては短いものだったな。

 幼い娘を亡くすニールであるが、結構感情を表に出さないタイプ。

 それが、やや話を淡々としている要素にもなっていたかな。

 人類初の偉業を達成した男の人生を描き出した作品であったが、ドラマティック性は弱かったかなという印象の作品だった。

/5

監督:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング、クレア・フォイ、ジェイソン・クラーク
   カイル・チャンドラー、コリー・ストール、クリストファー・アボット
   キアラン・ハインズ、パトリック・フュジット、ルーカス・ハース
於:池袋HUMAX CINEMAS

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