CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-097「スーパーティーチャー 熱血格闘」(中国・香港)

2020年03月20日 11時33分25秒 | 中国映画
ようこそ、我がクラスへ
 香港の中で成績最低の学校とレッテルを貼られ、教育局から補助金を打ち切られる寸前のタックチー学園。
 ある日、チャン・ハップという男が教師として採用され、不良や問題児が集まる6Bの担任となる。
 そんなクラスの中で、特に5人の生徒は誰にも手が追えないほどであったが、チャン自身の経験とテクニックで彼らと向き合い、次第に信頼を得ていくのだった。(「KINENOTE」より)


 「イップ・マン」シリーズ、「アイスマン」シリーズのドニー・イェンが教師役となって、不良たちを導いていくという青春学園ストーリー。

 アメリカ帰りのチャン・ハップという男が、タックチー学園に教師として雇われる。

 彼が受け持つことになるのは、学園でも落ちこぼれたちが集まるクラス。

 もちろんそんなクラスの生徒たちは、最初はチャンを相手にせず、子供騙しな悪戯など仕掛けて学園から追い出そうと考えるのだが、そんな悪戯など反射神経で回避。
 更に、独特の授業で生徒たちの心を掴んでいく。

 そして、特に問題児である5人の生徒には、家庭訪問をし、型破りな方法で問題を解決していく。

 型破りな方法で、生徒たちと向き合い、落ちこぼれだった生徒たちを前向きにさせていくという、学園モノとしてはオーソドックスな展開かな。

 しかし、さすがにドニー・イェンが演じているということもあり、それだけでなく激しい格闘アクションも見せてくれる。

 そもそも教員免許は持っているのか怪しいところに、公然と総合格闘家たちと大乱闘を繰り広げて大丈夫なのか。

 やがて、チャンの過去が明らかになり、教師になろうと思った理由も明らかになっていく。

 やっぱり、問題が発生し、チャンは解雇されようかという展開にもなり、生徒たちもそれを防ぐために立ち上がる。

 クライマックスもしっかりアクションの展開になるというのも型破りな熱血教師モノだったな。
 学校をそんなに破壊しても大丈夫か。

 オーソドックスな学園モノにアクションを交えて、ちょっと型破りな展開が面白い作品だった。

 そんな、ややハチャメチャな感じの作品だったが、現在の子供たちが置かれた状況を憂い、励ます作品でもあるようだったな。

/5

監督:カム・カーワイ
出演:ドニー・イェン、ジョー・チェン、ユー・カン、ドミニク・ラム
   ジャック・ロウ、ブルース・トン、クリス・トン、グラディス・リー、ゴードン・ラウ
於:シネマート新宿

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