CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-083「ARGYLLE アーガイル」(イギリス・アメリカ)

2024年03月15日 01時01分38秒 | イギリス映画

過去は深く埋もれている

 謎のスパイ組織の正体に迫る凄腕エージェント・アーガイルの活躍を描いたベストセラー小説「アーガイル」の作者エリー・コンウェイは、愛猫アルフィーと一緒にのんびり過ごす時間を愛する平和主義者。

 新作の準備を進めている彼女は、アルフィーを連れて列車で移動中に謎の男たちに命を狙われ、エイダンと名乗るスパイに助けられる。やがて、エリーの小説が偶然にも現実のスパイ組織の行動を言い当てていたことが判明。

 エリーの空想のはずだった世界と、命を狙われる現実との境界線が曖昧になっていくなか、敵の一歩先を行くべく世界中を駆け巡るエリーだったが。(「作品資料」より)

 

 大人気スパイ小説の作者が命を狙われ、本物のスパイに護られながら奮闘する様を描いたスパイ・アクション。

 監督が「キングスマン」のマシュー・ヴォーンということで、シリアスな話というわけでもなく、激しいアクションも、ちょっと遊び心の入ったシーンになっている。

 スパイ小説〝アーガイル〟の作者、エリーは猫のアルフィーと穏やかに暮らす平和主義者。

 そんな彼女が、命を狙われる。

 彼女を救うスパイのエイダンが言うには、彼女の書く〝アーガイル〟が、現実と一致しており、そこに書かれている機密ファイルを追ってのもの。

 エイダンもファイルを見つけるため、エリーに小説の続きを書かせようとする。

 2人は組織が送り込んでくる者たちと激闘を繰り広げながら、ファイルを追う。

 常にネコのアルフィーが共にいるが、動物虐待じゃないかと思ったりするシーンもあったな。

 後半は、思わぬ真実が明らかになってから、更なるファイルを巡っての展開。

 銃撃戦をダンスしているように見せたり、実はエリーが得意だったというアイス・スケートをアクションで見せたり。

 ちょっと長いかなと思ったが、エンターテイメントとして面白いスパイ・アクションであった。

 エンドロール中に映像があったが、これは次の作品のものなのか、本作だけのものなのか判らなかったな。

/5

監督:マシュー・ヴォーン

出演:ヘンリー・カヴィル、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェル、ブライアン・クランストン、キャサリン・オハラ、デュア・リパ、アリアナ・デボーズ、ジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソン、ソフィア・ブテラ、リチャード・E・グラント

於:グランドシネマサンシャイン池袋


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