CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-059「アンフレンデッド ダークウェブ」(アメリカ)

2019年03月03日 19時56分49秒 | アメリカ映画
ゲームナイトさ
 中古PCを手に入れたマタイアスは、そのPCでいつものようにSkypeで仲間たちと会話を楽しんでいた。その時、偶然隠しフォルダを見つけたマタイアスだったか、動画ファイルには本物としか思えないおぞましい映像がいくつも保存されていた。
 するとそこへPCの前の持ち主と思われる謎のアカウントからコンタクトがあり、“盗んだ俺のPCを返せ”と脅迫のメッセージが届くのだったが。(「allcinema」より)


 全てをパソコン上の画面だけで映し出したホラー「アンフレンデッド」の第2弾。

 こちらもスカイプをしている若者たちが、その最中に危険な状況に陥り、命の危険に晒される恐怖を描いている。


 新しいPCに変えたマタイアスは、仲間たちとスカイプ中に隠しフォルダを見つける。

 そこには、幾つも動画ファイルが隠されていた。

 やがて、マタイアスの元に誰とも判らぬ相手からメッセージが届き、彼のみならず、回線を繋いでいる仲間たちにも危険が及ぶようになる。

 
 前作も誰とも判らぬ相手からのメッセージで恐怖に陥れられる若者の姿が描かれ、それは実在の人物なのか、霊の仕業なのかハッキリしないものだったが、本作は明らかに実在の人物らしい者。

 それはマタイアスの持っているPCの持ち主だと言う。

 マタイアスはネットカフェに忘れ物として置かれていたPCを持ち帰って使用したらしく、そのPCには危険なものが幾つも隠されており、しかも犯罪に関わっているものらしい。

 持ち主はPCを奪い返すため、マタイアスの彼女、アマヤに手を伸ばしてくる。

 パソコンの画面の中、自分たちの手が届かない場所で、仲間や恋人に危険が迫り来る状況を見ることになる。

 いったい相手が何者か判らぬ中、危機が迫り来る緊迫感。

 しかも、簡単にパソコンが乗っ取られたり、様々な操作によって身の危険が生じたりと、陳腐ながらネット社会の恐ろしさを感じる。

 しかし、本当に怖いのは、PCの持ち主の目的だったな。

 やっぱりPCは中古ではなく新しいものに買い換えるべきだな。

 PC上で繰り広げられる恐怖に緊迫感も高まり、その展開も興味深いサスペンス・スリラーであった。

/5

監督:スティーブン・サスコ
出演:コリン・ウッデル、ベティ・ガブリエル、レベッカ・リッテンハウス
   アンドリュー・リース、コナー・デル・リオ、ステファニー・ノゲーラス
   サヴィラ・ウィンディアーニ、チェルシー・オールデン
於:新宿シネマカリテ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 19-058「エア・ストライク」... | トップ | 19-060「フォルトゥナの瞳」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事