本当のことを話すのは、案外大変だな
規則正しい生活を送るジョナサン。彼にはある秘密があった。
彼の心には、内気なジョナサンとは対照的に社交的な性格であるもう一つの人格ジョンが潜んでいた。2人は脳内に埋め込まれたタイマーによって正確に12時間ごとに切り替わるように設定され、昼はジョナサン、夜はジョンが活動するようにしていた。
互いに隠し事はせず、毎日ビデオメッセージでその日の出来事を報告し合っていた。その他にも、恋人はつくらないなど、細かなルールを守ることで、多少の不便を感じながらも平穏な生活を送ることができていた。
ところがある日、ジョンがエレナという女性と秘かに交際していることが発覚し、少しずつ2人の歯車が狂い始めるのだったが。(「allcinema」より)
一つの体に二つの人格を宿している男。
朝の7時と夜の7時にその人格が入れ替わるが、それは医師によって調整されたもののよう。
それで日常生活を送る二人の姿を描いているが、基本的には昼間の人格であるジョナサンをメインとして映し出される。
その日にあったことをビデオに録画して、もう一つの人格に残す。
夜の人格であるジョンが出てくるのはそのビデオの中だけ。
常にジョナサンが眠りに落ちると、朝7時に目覚めるというシーンが展開する。
日々規則的な生活を送ることによってバランスを保っていたが、ジョンが恋人を作り、それを秘密にしていたことによって徐々に二人の生活に歪が生じてくる。
ジョナサンがジョンの生活を探り始め、秘密を持っていたことを攻めると、ジョンからの録画が途絶える。
そばにいた人がいなくなってしまったように不安を抱えるジョナサン。
更にジョナサンは、逆にジョンに対して秘密を抱えるようになる。
何とも不思議な感覚で進む話。
ジョナサンはジョンの音信が途絶えたことを心配するが、体自体は同じなので、遠くへ行ったわけでもない。
それでも話も出来ないという状況に不安を感じる。
そして、二人のバランスは心だけではなく、身体的にも変化を起こし始める。
果たして、ジョナサンとジョンの関係はどうなっていくのか。
ちょっと不思議な状況で展開する話で、興味深い作品であった。
クライマックスからラストは、ちょっと急速だったかな。
/5
監督:ビル・オリバー
出演:アンセル・エルゴート、スーキー・ウォーターハウス
マット・ボマー、パトリシア・クラークソン
於:新宿シネマカリテ
規則正しい生活を送るジョナサン。彼にはある秘密があった。
彼の心には、内気なジョナサンとは対照的に社交的な性格であるもう一つの人格ジョンが潜んでいた。2人は脳内に埋め込まれたタイマーによって正確に12時間ごとに切り替わるように設定され、昼はジョナサン、夜はジョンが活動するようにしていた。
互いに隠し事はせず、毎日ビデオメッセージでその日の出来事を報告し合っていた。その他にも、恋人はつくらないなど、細かなルールを守ることで、多少の不便を感じながらも平穏な生活を送ることができていた。
ところがある日、ジョンがエレナという女性と秘かに交際していることが発覚し、少しずつ2人の歯車が狂い始めるのだったが。(「allcinema」より)
一つの体に二つの人格を宿している男。
朝の7時と夜の7時にその人格が入れ替わるが、それは医師によって調整されたもののよう。
それで日常生活を送る二人の姿を描いているが、基本的には昼間の人格であるジョナサンをメインとして映し出される。
その日にあったことをビデオに録画して、もう一つの人格に残す。
夜の人格であるジョンが出てくるのはそのビデオの中だけ。
常にジョナサンが眠りに落ちると、朝7時に目覚めるというシーンが展開する。
日々規則的な生活を送ることによってバランスを保っていたが、ジョンが恋人を作り、それを秘密にしていたことによって徐々に二人の生活に歪が生じてくる。
ジョナサンがジョンの生活を探り始め、秘密を持っていたことを攻めると、ジョンからの録画が途絶える。
そばにいた人がいなくなってしまったように不安を抱えるジョナサン。
更にジョナサンは、逆にジョンに対して秘密を抱えるようになる。
何とも不思議な感覚で進む話。
ジョナサンはジョンの音信が途絶えたことを心配するが、体自体は同じなので、遠くへ行ったわけでもない。
それでも話も出来ないという状況に不安を感じる。
そして、二人のバランスは心だけではなく、身体的にも変化を起こし始める。
果たして、ジョナサンとジョンの関係はどうなっていくのか。
ちょっと不思議な状況で展開する話で、興味深い作品であった。
クライマックスからラストは、ちょっと急速だったかな。
/5
監督:ビル・オリバー
出演:アンセル・エルゴート、スーキー・ウォーターハウス
マット・ボマー、パトリシア・クラークソン
於:新宿シネマカリテ
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