CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-272「アップグレード」(アメリカ)

2019年11月09日 00時44分38秒 | アメリカ映画
主導権はあなたに戻った
 近未来。愛する妻アシャと幸せな日々を送っていたグレイ・トレイスは、ある日突然、謎の組織に襲われ、妻を殺され自身も全身麻痺の重傷を負ってしまう。
 犯人への怒りを募らせながらも何もできずに失意に暮れるグレイのもとに、巨大企業の天才発明家がやって来て、彼が開発中の最新AIチップ“ステム”を使えば、再び体を動かせるようになると提案する。グレイはこの提案を受け入れ、ステムを体内に埋め込む極秘手術を実行する。
 こうして再び体の自由を取り戻したグレイは、脳内で対話することもできるステムの力を借りて、憎き犯人の行方を捜し始めるのだったが。(「allcinema」より)


 妻を殺され、自らも四肢麻痺とされてしまった男、グレイ・トレイスが最新AIチップを埋め込まれ、体が動かせるようになると共に、そのチップ〝ステム〟と共に犯人を見つけ出そうとする。

 近未来を舞台としたSFアクション。

 監督はリー・ワネル。
 「SAW ソウ」の原案、出演等名前はよく聞くが、「インシディアス [序章]」以来、2作目の監督作だったんだな。


 自動車修理の客であった若き巨大企業の発明家、エロンの提案でステムを埋め込まれたグレイは、四肢が動かせるようになるが、ステムが彼に話しかけるという思わぬ状況にもなる。

 しかし、ステムの能力によって妻を殺した犯人を突き止めるため動き出す。

 ちょっと変則的なバディものという感じ。

 突き止めた犯人も肉体を改造しており、体の中に銃を仕込んでいたりする。

 そんな犯人と対峙する時、体の動きを全てステムに任せれば、グレイの動きは驚くべきものとなる。

 ロボットのような動きに見えるが、俊敏な動きで相手をかわし、圧倒する。

 最初は車椅子で登場して、バカにされていたグレイが、相手を圧倒していく展開は面白かったな。


 果たして、そんなグレイは犯人を突き止め、復讐を果たすのか。

 先行きの気になる展開であったが、最後に明かされるのは衝撃の真実。

 正にシンギュラリティ。
 怖い話でもあったな。

/5 

監督:リー・ワネル
出演:ローガン・マーシャル=グリーン、メラニー・バレイヨ、スティーヴ・ダニエルセン
   アビー・クレイデン、ハリソン・ギルバートソン、ベネディクト・ハーディ
於:新宿シネマカリテ

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