CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-070「君の結婚式」(韓国)

2019年03月19日 01時15分09秒 | 韓国映画
僕の前に現れてくれてありがとう
 高校3年の夏、ウヨンは転校生のスンヒに一目ぼれ。猛烈にアプローチするも、仲良くなりかけた矢先に突然スンヒは姿を消してしまう。
 それでも諦めきれないウヨンは、スンヒの進学先である名門大学に1年越しの努力でついに入学を果たすのだったが。(「allcinema」より)


 高校3年生の出逢い、それからの10年間のウヨンとスンヒの恋の紆余曲折を描いたラブ・ストーリー。

 冒頭、体育教師をしているウヨンの元に、一通の結婚式の招待状が届く。

 そこから、主人公となるウヨンとスンヒは最後は結ばれないのだろうなとは判ってしまう。

 そんな報われなかった恋を思い出すように、時代は高校3年生の頃へと変わり、二人の出逢いから物語が始まる。

 
 「建築学概論」「あの頃、君を追いかけた」などと同じ、叶わなかった恋を振り返るような恋物語。

 叶った恋よりも叶わなかった恋の方が思い出としてはインパクトあるのかな。

 
 高校3年生、転校してきたスンヒとウヨンはひょんなことから近づき、恋人同士になりかけるが、突然ウヨンが姿を消してしまう。

 その後、彼女が通っているらしき大学が判り、必死で勉強し、同じ大学へと通うことになったウヨン。

 スンヒと再会を果たすが、彼女にはすでに恋人がいた。

 二人の想いはすれ違い、やがてまた離れてしまう。

 そして、その後また再会する二人。

 ついに結ばれたように思う二人の想いであるが、ここでもやはり二人の心にすれ違いが生じてしまう。

 
 二人の恋の行方もそうであるが、大学時代の下宿で知り合った仲間たちとの友情も楽しめる。

 せっかくの再会で結ばれそうになった二人が、ウヨンの少々浅はかな気持ちで壊れてしまうのは、何とも自業自得の情けなさを感じたかな。

 恋はタイミングと言っていたが、それは付き合う前もそうだが、付き合ってからの気持ちにも言えることなんだな。


 美しき思い出という感じの話で、ある意味スッキリさせられる作品だった。

 話の展開としては、「あの頃、君を追いかけた」に似ていたかな。

/5

監督:イ・ソックン
出演:パク・ボヨン、キム・ヨングァン、カン・ギヨン、コ・ギュピル、チャン・ソンボム
   ソ・ウンス、シン・ソユル、ソン・ジェリム、イム・ヒョンジュン、キム・ヒョンスク
於:シネマート新宿

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